雑記

いつもの食事に感謝〜ファスティングから学んだこと〜 -まとめ-

2020/03/10

こんにちは。

10月も中旬になり、少し、肌寒くなってきましたね。

前回は、復食期2日目の様子をお伝えしました。

ファスティング 復食期2日目  炊飯器で簡単中華かゆ - ほりさんの食選択応援Blog

 

今回はファスティングを通して、

学んだことや感じたことをまとめます。

 

ファスティングで学んだこと

ご飯を食べることができる幸せ

普段、当たり前のように食事をしていて、

どこかありがたみや感謝の気持ちが

薄れてしまっていたことに気づきました。

 

飽食の時代と言われている日本。

その中では、なかなか、感じることができませんでしたが、

食べ物が、安定して、手に入る環境に改めて、感謝します。

 

そして、何よりも、

ご飯が食べることができる

健康な身体に感謝。

また、非常に驚いたのは、

味覚の鋭さ。

いつもであったら、気づかないであろう

何気ない味や、香りにすごく敏感になりました。

 

素材そのものの美味しさ

3日間の断食後、

初めて食べたおかゆの味は、たまりませんでした。

いつも以上に、お米の甘い感じを楽しむことができました。

 

ファスティングをして味覚が繊細になり、

「より素材そのものが持つうま味や良さを楽しみたい。」

そのような、気持ちが強くなりました。

 

料理といえば、どうしても味付けなどに着目されがちですが、

素材の良さを最大限に引き出すこと

こちらを意識していただければ、

おいしさにも、健康にもつながるのではないでしょうか。

 

そういった点からも、

信頼のある新鮮な素材を選ぶことは大切だなと感じました。

 

 

 

ファスティングで感じた私の効果

メリット

  • 体重・体脂肪が落ちた。
  • 肌がきれいになった。
  • 身体にあった出来物がなくなった。
  • お腹まわりがスッキリした。
  • スッキリ感を身体の内部から感じた。
  • 寝つきが良くなった。
  • 味覚が繊細になった。

 

デメリット

  • 1日の活動量が自然と少なくなった。
  • 身体が省エネモードに入った感じがした。
  • 内臓の機能が低下する。
  • 筋肉量が少なくなった。
  • 料理経験が少ないと、準備期・回復期の食事の準備が大変な気がする。(レパートリーが少なくなりそう。)
  • 酵素ドリンクが、特別おいしいというわけではない。(ダメな人はダメな味)

 

身体の変化についてはこちらから

ファスティング準備期・断食期・復食期の過ごし方 - ほりさんの食選択応援Blog

 

ファスティングを検討中の方々に伝えたいこと

ファスティングには、たくさんのメリットがあります。

腸内環境が良くなる。

ダイエット効果がある。

などなど。

 

しかし、勘違いされがちですが

「酵素ドリンクを飲んだから痩せた」というのは間違いです。

「食べなかったから痩せた」

この事実はを忘れないでください。

 

 

ダイエットしたいから、ファスティングをする。

これは、少し、本来の目的とはずれているのではないかと考えます。

なぜなら、一時的に体重は落ちても、

根本的な生活習慣を見直さなければ、

リバウンドして体重が戻るだけだからです。

 

もちろん、腸内環境を整え、細胞を活性化させることを

目的でファスティングを行うのは構いません。

腸内環境を整えることは、私たちの身体にとって、

大変重要なことです。

腸内環境を整えることで、

私たちの身体に、様々な良い変化が生まれます。

 

身体に優しい発酵食品カフェ - ほりさんの食選択応援Blog

 

多少のリスクもあるので、

ファスティングをする際には、

専門家の指導のもと、しっかりと目的を持って、

行っていきましょう。

 

最後に伝えたいこと

「食事とはなんですか?」 

と聞かれたら、みなさんはなんと答えますか?

 

 

「食事」「食べる事」

「食べること」=「生きること」

「生きること」=「本能」

つまり、「食事」=「本能」

私たちにとって、「食事とは生きるためのもの」であって、

言い換えれば、「本能」とも呼べるのだと考えます。

 

その他にも食事には、

  1. コミュニケーション

  2. しつけ

  3. 伝統

  4. 文化

といった役割もあるのではないかと考えます。

 

なので「〇〇制限」「〇〇抜きダイエット」などは、

生きることや、私たちの本能に逆行している気がしてなりません。

もちろん、そのような方法にもメリットがあり、

取り入れた方が良い方もいます。

 

しかし、一般的にはそのような方法は必要なく、

しっかり、食事をすることが心と身体の健康につながると考えます。

人として、本能のままに食事を楽しみませんか。

もちろん、欲望だけでは肥満になりますので注意。

 

生きるためのものであるからこそ、

1回1回の食事を大切に.

そして、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

 

しっかりと、食べることで健康につなげていきましょう。

栄養士ほりいの食事への想いはこちらから
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