みそ みそ汁生活

冷え性でお悩みのあなた 鮭と豆腐のみそ汁を作ろう!

2020/01/17

12月も中旬に入りました。

スーパーの野菜の顔ぶれも変わってきたのではないでしょか。

個人的には、太いねぎの数が多くなってきた気がします。

ねぎ好きとしては、テンションが上がります。

旬ですね。

ねぎは、丸ごと焼くのがおすすめ。

焦げた皮を1枚めくれば、

中には甘い真珠のような、きれいなねぎがあらわれます。

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ベランダで七輪がマイブームです。

(煙の出ない炭を使っております。)

 

さて、先日は体温アップということで、豚肉のみそ汁を紹介しました。

豚と卵のみそ汁で冷え性とさようなら!  - ほりさんの食選択応援Blog

 

本日は、体温アップに必要な1st Stepを詳しくお伝えします。

これで、昨日、豚肉と卵を使った理由がわかると思います。

そして、本日のみそ汁も、体温アップにおすすめです。

 

冷え性の女性必見! 冷え性改善のための第1歩 (ここが肝心)

先日、お伝えした通り、冷え性の改善には、

根本的に、体温をアップさせる必要があります。

そして、体温アップには血流の改善が必要不可欠です。

さらに、言えば、

「体の不調の原因は血流にあり」

と言っても過言ではありません。

 

血管の断面 血液の流れ 医療

 

 

「血液サラサラ。」

とても重要!!

 

しかし、それだけでは、女性の方の血流アップにはつながりません。

なぜならば、

あなたの血液はもうサラサラだから。

 

蛇口 ちょろちょろ

 

実は・・・・・・

 

女性の方の血流が悪い原因の多くは、

「血液が不足しているから。」

 

血液は、サラサラで流れやすいのに

蓄えている血液が不足しているため、血流が悪いのです。

 

 

女性の血流が悪くなるプロセス

女性の血流が悪くなるのには、順番があります。

そして、冷え性の多くの方が当てはまるのではないでしょうか。

 

*血流悪化のプロセス

  1. 血液をつくることができない

  2. そのため、血液が足りなくなる

  3. そして、血液が流れなくなる

このような順序で、女性の血流は悪くなります。

女性は、男性よりも日常生活で出血量が多いので、

生活習慣次第では、どうしても血液は不足しがちになります。

また、筋肉量の違いから、男性より女性の血流は悪くなりがちです。

 

 

女性の冷え性の方の血流のイメージとしては、

上の写真の蛇口のように、水はサラサラなのに、

水不足によって、いくら蛇口をひねっても、水が出てこない状態です。

これでは、水の勢いが弱いですよね。(水流が悪い)

そのため、栄養素も思うように運搬できません

 

 

では、どうしたら良いのか?

水の量が増えれば、水流はよくなりますよね。

山のきれいな、細い小川より、大きな川の方が勢いはありますよね。

 

 

血液も同じです。

女性の血流アップをさせるためには

血液の量を増やす必要があるのです。

 

血流アップのために、女性がまず目指すべきは、

「血液サラサラ」ではなく、

「血液たっぷり」

なのです。

 

こちらの本は、かなりおすすめです。

いつも勉強させていただいております。

 

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「血流がすべて解決する」   著者 堀江 昭佳さん

 

適切なStepを踏む まずは血をつくることから始めよう!

血流アップに向けて、

まずやるべきことは、血液をつくることです。

いくら、血液がサラサラになる努力をしても、

あまり、血流はよくなりません

 

 

血流アップには、適切なStepがあるのです。

  1. まず血液をつくること。

  2. 血液を増やすこと。

  3. 血液の流れをよくすること。

つくる・増やす・流す

 

大切なことは、

この順番を守ること。

この順番を守ることが、血流アップにつながります。

血流がアップすれば、冷え性の悩みともさようなら

 

 

もうひとつ大切なことは、

血液を改善していくためには、

時間と根気が必要なこと

 

 

残念ながら、2~3日で劇的に改善することはできません。

貧血の改善も同様なのですが、

血液の健康に関わる赤血球の半減期約120日です。(4ヶ月)

赤血球が生まれ変わるには、120日かかるということです。

そのため、血液の健康のためには、根気強く、継続していくことが大切なのです。

 

 

血液をつくる方法

それでは、血流アップの1st Stepである

血液をつくる方法について、簡単に紹介します。

 

血液は、血漿血球の2つのパートからできています。

血漿が約55% 血球が約44%の割合です。

血漿とは、血液の液体の部分。

血球とは、赤血球などの血球の部分です。

 

 

血漿

血液の液体の部分。

 

 

血球

血球(赤血球・白血球 血小板 etc)

 

つまり、血液を増やすためには、

血漿の部分血球の部分からのアプローチが必要です。

 

 

まず、血球から説明します。

血球の一部である赤血球の構成成分は

「ヘモグロビン」です。

そして、このヘモグロビンの構成成分「鉄分」です。

そのため、貧血予防には「鉄分」が必要だと言われているのです。

 

では、鉄分を充実させれば、血液は増えるのか?

 

惜しい。もう1歩。

血液の構成をお話しましたが、血液を作るには、

血漿からもアプローチする必要があります。

 

 

血漿の部分の構成は・・・・

  • 水分 約91%

  • タンパク質 約7%

  • 脂質 約1%
  • 糖質 約0.1%
  • 残りがビタミン・ミネラル・ホルモン・老廃物 etc

 

つまり、血漿の部分を増やすのためには、

タンパク質

が重要なのです。

 

血液をつくるためには、材料が必要です。

普段の食生活から、材料を揃えることが大切です。

 

 

血液を増やしたいなら、水とタンパク質を十分摂取すること

血液をつくるためには、いろいろなアプローチが必要ですが、

栄養素の観点からお話すると、まず大切なのがこの3つです。

水分

 

タンパク質

 

鉄分

 

水分は、体を作るために、最も重要な材料と言っても過言ではありません。

私たちの体は約60%が水分でできています。

血液を作る上でも、水分不足は致命的です。

水分補給① 〜パフォーマンスの低下を防ぐために〜 - ほりさんの食選択応援Blog

 

 

冬は、喉が乾きづらいので、どうしても、水分補給の回数が少なくなりがちです。

しかし、乾燥しているため、知らないうちに、細胞や皮膚などから水分が抜けていきます。

「隠れ脱水」と呼ばれる症状です。

これでは、血液もつくれませんので、冷え性にもつながります。

 

そして、今回1番お伝えしたかったことは、

血液をつくるためにはタンパク質を十分摂取すること

 

美容のために、スーパーフード・健康食品・サラダ・スムージー。

もちろん、すばらしい食べ物だとは思いますが、

タンパク質を摂取しなければ、そもそも体は作れませんよ。

(スーパーモデルは、肉食が多い。笑)

 

 

冷え性を改善するために、血流アップの必要性をお話しました。

そして、そのための第1歩は血液をつくること

そこで、必要となってくるのが、タンパク質です。

 

 

先日のみそ汁で、豚と卵を使った理由を納得していただいたでしょうか?

今回は、鮭と豆腐を使いました。

体温アップみそ汁のポイントは、タンパク質を充実させること

(多ければ多いほど良いというわけではないので注意。)

1食で良質なタンパク源2種類以上を目安に献立を考えることが大切です。

 

 

体温アップに超おすすめ 鮭・豚肉・納豆

「体温アップにおすすめの食材は?」

とても、たくさんあります。

しかし、女性の方にまず3つおすすめするならば、

鮭・納豆・豚肉です。

 

鮭

 

その中でも、個人的には鮭が大好きです。

その理由は、鮭はタンパク質だけでなく

あらゆるビタミン類が豊富で、抗酸化作用もめちゃくちゃ強いからです。

健康にも、美容にもは、超・超・超おすすめです。

みそ汁にしても、おいしいですよ!

 

 

体温アップに超おすすめ 鮭と豆腐のみそ汁

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材料はこちら・・・

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  • 鮭 (冷凍)
  • 絹ごし豆腐
  • かぶ+葉
  • ねぎ
  • 白みそ
  • かつおだし (茅乃舎)

 

調理法

  1. 水+かつおだしを破って、火にかける。
  2. 鮭の余分な水分をペーパーでふいておく。(臭みや汚れ)
  3. 材料をすべて入れる。
  4. 火が通ったら、白みそを溶く。
  5. そのまま、弱火で煮て完成。

白みそは、じっくりと煮た方がおいしくなります

他のみそより早めに、みそを投入してOK。

かぶの葉も、立派な栄養源。(まさか捨ててないですよね。)

買ってきたら、すぐに刻んで、ジップロックに入れて冷凍。

 

今日のみそ汁のポイント

  1. 鮭はタンパク源ビタミン類体温アップと最強食材。

  2. 豆腐も消化の良い重要なタンパク源

  3. 旬のかぶは、ビタミンC体温アップ胃にやさしい。

  4. かぶの葉も使う。(ビタミンCβ-カロテンの塊

*鮭・豆腐・かぶ・ねぎ、すべて白みそとの相性が抜群

栄養価はもちろん、味でもベスト3に入るくらい好みかも。

かなり、おすすめの1杯です。

 

*本日の朝食

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  • 十六穀米
  • 鮭と豆腐のみそ汁
  • 納豆

 

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本日は、こちらの納豆を食べてみたいと思います。

ネーミングのインパクトがすごいですね。笑

めちゃくちゃ納豆が好きなわけでは、ないですが、

思わず買ってしまいました。

 

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大豆の粒が大きく、しっかりしています。

ネーミングの通り、大豆のおいしさを感じられる納豆でした。

普段は、小粒の納豆をよく食べるのですが、

たまには、大粒の納豆もいいですね。

具材が大きいことは、よく噛んで食べることにもつながります。

 

本日の総まとめ

血流アップには、まず血液をつくるべし。

*そのためには、タンパク質をしっかり、摂取すること。

目指すは血液たっぷり!

  • 鮭 → タンパク質・ビタミン類・抗酸化作用。
  • 豆腐 → タンパク質・サポニン・イソフラボン etc
  • かぶ → ビタミンC・消化酵素・体温アップ。
  • ねぎ → 旬・体温アップ。

 

 

明日は、血液をつくる力がパワーアップしたと仮定し、

(実際は、時間がかかります。)

体温アップに効果ある食材でまた、みそ汁を作っていきます。

お楽しみに。

See you then!

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