よっ食欲の秋!知床2泊3日モデルコース|絶景と地元海鮮グルメを満喫」
2025/04/13
目次
知床周辺の観光地も満喫!2泊3日で楽しむ欲張りグルメ&自然旅プラン
世界自然遺産にも登録されている知床は、人生で一度は訪れたい北海道の絶景スポット。
大自然の中で過ごす時間は、日々のストレスや疲れを癒し、もしかしたら人生観まで変えてくれるかもしれません。
今回、私は北海道の小清水町での仕事を終えた帰り道、2泊3日で知床とその周辺エリアを旅しました。
この旅では、圧倒的な自然の風景と新鮮な海鮮グルメの両方を楽しむことができ、大満足!
この記事では、実際に訪れて感動したおすすめ観光スポットや、地元グルメ、そして効率的なモデルコースをご紹介します。
🚙 こんな方に特におすすめ:
・車やバイクでひとり旅を計画中の方
・自然もグルメも欲張りたい!という方
・せっかくだから知床だけでなく周辺の街も巡りたい方
⚠️ 注意:
このモデルコースはやや“弾丸ツアー”なので、体力に自信のない方や、ゆっくり観光したい方、小さなお子さまやご高齢の方との旅にはちょっとハードかもしれません。笑
体力のある大学生や一人旅の方には特におすすめのプランです。
そして私は管理栄養士でもあるので、美味しいものを食べなきゃ気が済みません。
「北海道の絶品海鮮を食べたい!」というグルメ派の方にも、きっと満足していただける旅プランです!
1日目:美幌峠からスタート!屈斜路湖の大パノラマと地元グルメを満喫
旅の始まりは、女満別空港でレンタカーを借りてスタート!
まず訪れたいのが、絶景で有名な「美幌峠(びほろとうげ)」です。空港から車で約30分、到着すると目の前に広がるのは、阿寒摩周国立公園内最大のカルデラ湖「屈斜路湖(くっしゃろこ)」。そのパノラマはまさに圧巻です!

ちなみに私の場合は、仕事を終えた夕方17:20に出発したので…
ほぼ真っ暗。何も見えませんでした(笑)
でも、星空はとても綺麗で、夜のドライブもなかなか乙なもの。
ただし、道の駅は18時に閉まるので要注意!
雲海が見られる!早朝の絶景スポット
美幌峠は、雲海スポットとしても有名。特に9〜11月の明け方〜朝8時ごろが狙い目です。早起きできる方は、ぜひチャレンジを!

美幌グルメ:道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」で味わう“揚げいも”
この道の駅でのイチオシグルメは、なんといっても「揚げいも」。
地元・小清水町は“じゃがいも街道”があるほどの名産地。ホクホクの揚げたてじゃがいもは、まさに北海道らしさ満点です。

※食べログより写真引用
さらに併設レストラン「海空のハル」さんでは、美幌和牛の玉ねぎカレー(1,200円)、山わさび醤油ラーメン(1,000円)、エゾ鹿肉のロースト丼(1,350円)など、北海道の恵みを活かしたメニューがたくさん!

📍 レストラン「海空のハル」公式サイトはこちら(営業時間 9:00〜18:00/冬期は17:00まで)
また、「小麦の奴隷」というユニークな名前のパン屋さんも人気。北海道産小麦を使ったこだわりのパンは、旅のお供にもぴったり。
時間に余裕がある人は「摩周湖」もおすすめ!
明るいうちに旅を始められる方は、美幌峠の後に「屈斜路湖」や「摩周湖」まで足を伸ばすのもおすすめ。摩周湖には第1展望台だけでなく、裏摩周など、異なる角度から楽しめる絶景スポットが多数あります。
移動目安はこちら:
- 美幌峠 → 屈斜路湖:車で約25分
- 屈斜路湖 → 摩周湖(第1展望台):約15分
- 第1展望台 → 裏摩周:さらに約50分
※私は翌朝、摩周湖を訪れましたが…まさかの霧で真っ白でした(笑)
でも、霧の摩周湖もまた神秘的。タイミングが合えば、夕日が湖面に映る絶景も見られますよ!

夜は弟子屈でラーメン&温泉を満喫しよう!
美幌峠を後にして向かったのは、屈斜路湖や川湯温泉がある【弟子屈町(てしかがちょう)】。この町で1日目の宿をとることにしました。
弟子屈といえば、「そば・メロン・じゃがいも・牛肉・豚肉」など、美味しい食材がそろうグルメな町。
季節が合えば、名産の“摩周メロン”もぜひ味わってみてください!

地元で愛される!「弟子屈ラーメン 総本店」へ
本当はお蕎麦にする予定だったのですが…誘惑に負けて選んだのがこちら!
🍜【弟子屈ラーメン 総本店】
札幌や甲子園にも店舗がある有名店。以前、函館で買った北海道ラーメンセットにも入っていたので、懐かしさもあって「味噌ラーメン」をチョイス!
スープは低温でじっくり煮込んだ深い味わい。摩周湖の清流を使用しているそうで、まろやかでコクがあるのに飲みやすい!
職人さんのこだわりが詰まった「魚介しぼり醤油」も気になるし、塩ラーメンも美味しそう…と悩みまくった末、やっぱり味噌で正解でした。
野菜の甘みと昆布の旨味がアクセントになっていて、ぺろりと完食!
そして…
🥟 行者ニンニクの餃子
🍗 ジューシーなザンギ
🔥 炙りチャーシューのボリュームにもびっくり!
夕食のあとは、心と体を癒す「川湯温泉」へ
ラーメンでお腹を満たした後は、川湯温泉でまったりと。
川湯温泉は、日本でも珍しい「火山性」の泉質で、強酸性が特徴。自律神経のバランスを整える効果も期待される、いわゆる“療養泉”です。
ちなみに pH1.7という強さで、五寸釘も1週間で溶かすレベルだそう…!
🧖♀️私が訪れたのは【川湯観光ホテル】さんの日帰り入浴(800円)。
木の香り漂う本格サウナはアツアツで最高…!サウナスパアドバイザーの私も納得の一湯です(笑)
温泉の温度も数種類あって、のんびり長湯できます。
▶ 川湯観光ホテルHP(日帰り入浴 13:00〜21:00)
弟子屈の市街地から川湯温泉までは、車で約15分ほど。時間に余裕があれば、宿泊するのもおすすめです。

私は、「川湯観光ホテル」さんの日帰り入浴を利用しました。(800円)*13:00-21:00営業
木のサウナもあちあちでサウナスパアドバイザーでもある私も大満足。その他、温度が違う温泉が3種類あり、ゆっくりできます。http://www.iionsen.com/
そのほか、日帰り入浴できるホテルなどがいくつかあります。お金をかけるなら、1日目はこちらでゆっくりと宿泊するのも良いでしょう。弟子屈の町から温泉街までは車で15分くらいです。
道の駅「摩周温泉」で車中泊チャレンジ!
温泉で温まった後は、道の駅「摩周温泉」へ。
ここには24時間利用できる足湯があり、広い駐車場、自販機や綺麗なトイレも完備。キャンピングカーの方やトラックのドライバーさんたちで賑わっていました。
21:30頃に到着し、仮眠のつもりで車中泊に挑戦!
…が、10月中旬の夜は、想像以上の冷え込み。車中泊初心者の私は、寒すぎて一睡もできず、結局、夜中に出発することに(笑)
これから行く方は、しっかり防寒対策してね!
慣れている方には快適な仮眠スポットだと思います。朝の足湯も気持ちよさそうですよ!
この後はいよいよ2日目に突入です!

🗺 1日目|秋の知床周辺 しおり風プラン
~夕方スタートでも楽しめる!自然&グルメ&温泉コース~
🚙 出発
17:20 女満別空港 着・レンタカー出発!
▶ おすすめ:空港でコーヒー片手にドライブ準備を。
▶ レンタカーの営業終了時間には要注意!
🏞 絶景スポット
17:50 道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」
🔹 空港から約33km/30分
🔹 展望テラスからは、屈斜路湖を一望
🔹 ご当地グルメ「揚げいも」はぜひ食べたい一品!
🔹 夕方以降は閉館(18:00)なので要注意
🍜 ディナータイム
18:50 「弟子屈ラーメン 弟子屈本店」
🔹 美幌峠から約31km/1時間
🔹 摩周湖の水と道産素材にこだわった本格ラーメン
🔹 味噌・魚介しぼり醤油・塩と迷う楽しみも
🔹 餃子やチャーシューも絶品!
♨ まったり温泉タイム
19:45 「川湯観光ホテル」日帰り入浴
🔹 ラーメン屋から約18km/20分
🔹 強酸性&木のサウナで癒やしMAX
🔹 営業時間:13:00〜21:00(800円)
🔹 サウナーも大満足のととのい空間
👉 川湯観光ホテル
💤 仮眠・車中泊スポット
21:30 道の駅「摩周温泉」
🔹 温泉から約19km/25分
🔹 24時間利用OK、足湯あり!
🔹 夜は冷えるので防寒対策しっかりと
🔹 自販機・トイレ・駐車スペース完備
⏰ おまけ|昼からスタートできる方は…
おすすめ満喫ルート
女満別空港 → 美幌峠(ランチ&絶景) → 屈斜路湖 → 摩周湖 → 弟子屈(ディナー)→ 川湯温泉(泊)
🎒 持ち物チェック(秋の道東Ver.)
✅ 上着(夜は冷え込みます!)
✅ ヘッドライト or 懐中電灯(夜の道の駅用)
✅ モバイルバッテリー
✅ タオル・着替え(温泉用)
✅ カメラ(自然の絶景をしっかり記録)
✅ お腹をすかせておくこと!
2日目は朝から観光スポットを詰め込み&魚を堪能するグルメDay
いよいよ2日目。テーマは「海鮮づくしグルメDay」!朝からアクティブに動き回ります。
この日は「摩周湖周辺 → 釧路 → 厚岸 → 根室 → 別海 → 羅臼」と、北海道東エリアを一気に巡る1日。
行ってみたかった街を次々と網羅できる大充実コースです。
実はこの日、道の駅「摩周温泉」での車中泊があまりにも寒く、ほとんど眠れなかった私。
仮眠のつもりが結局一睡もできず……。早朝3時、眠気よりも寒さが勝り、思い切って出発することにしました。笑
まず向かったのは、屈斜路湖のほとりにある秘湯「コタン温泉」。
こんな早朝に人がいるわけもなく、当然貸切状態。ぬるめのお湯に、冷え切った体をじんわりと温めます。
夜明け前の湖畔、静かな水面、そして湯気の立ち上る露天風呂。これがまた最高の贅沢です。
屈斜路湖周辺には「砂湯」「イソの湯」「池の湯」など、無料で入れる野湯が点在しています。
なかでも「コタン温泉」は、目の前に屈斜路湖が広がる絶景の露天風呂。
温泉は岩風呂風で、大人4〜5人が入れるくらいの広さ。水着での入浴もOK、男女別の小さな更衣室も完備。
昼間(9:00〜16:00)は地元の方がしっかり温度調節をしてくれているそうです。
白鳥が湖面を泳ぎ、霧が立ちのぼる幻想的な風景の中、体も心もぽかぽかに。
ワイルドな温泉体験がしたい方には、とってもおすすめの場所です。


(写真は「日本の秘湯」ホームページを引用 https://hitou-japan.com/onsen/kotanonsen/)
秘湯に憧れがあるワイルドな男性に特におすすめです。無料なのもありがたいです。
さて、ここからが旅の本番!
スタートは神秘的な摩周湖&神の子池から
2日目のはじまりは、神秘的なブルーが印象的な「神の子池」からスタート。
その名のとおり、神聖な空気に包まれたこの池は、静かな山奥にひっそりとたたずんでいます。訪れるだけで、自然のエネルギーを体いっぱいに感じられるようなスポットです。
この池は、摩周湖からの伏流水(地下水)が湧き出てできたとされ、その伝説から「神の子池」と呼ばれています。
1日に12,000トンもの水が湧き出ており、水温は一年中8℃とほぼ一定。その冷たさゆえ、池に沈んだ倒木は腐らず、まるで化石のような神秘的な姿を見せています。
透き通った青い水の中では、「オショロコマ」という朱色の斑点を持つ可愛らしい魚たちが泳ぎ、まるで別世界に来たかのような気分に。
周囲は220m、深さは約5mほどの小さな池ながら、その透明度と静寂、そして山奥というロケーションが相まって、訪れる人の心をスッと洗ってくれるような場所です。
ほんの少しの時間でも、ここにいると気持ちが整っていくような、不思議な感覚になれます。
なお、アクセスにはちょっとした注意点も。
「道の駅 摩周温泉」からは車で約47km、所要時間はおよそ50分。
池の手前2kmほどは未舗装の砂利道が続きますが、退避スペースもあり、ゆっくり進めば問題ありません。ただし、すれ違いが難しいポイントもあるため、対向車には注意を。また、クマが出ることもあるエリアなので、くれぐれもご注意ください。

神の子池から摩周ブルーへ 〜幻想と神秘のはしご旅〜
神の子池で神秘の青に癒された後は、摩周湖の絶景を目指して、もうひとつの“ブルー”を堪能しに行きましょう。
まず立ち寄りたいのが、神の子池からわずか10分ほどの場所にある**「裏摩周展望台」**。
こちらはあまり観光バスも来ない、比較的静かな穴場スポット。朝の時間帯なら、誰にも会わずに、摩周湖の静かな表情を独り占めできるかもしれません。
https://www.kiyosatokankou.com/uramashuu.html
そして次は、摩周湖の定番スポット**「摩周湖第1展望台」**へ。
裏摩周展望台からは、車で約50分ほど。より標高の高い位置から、ぐるりと湖全体を見渡すことができ、展望テラスも整備されています。
…が、私が訪れたこの日は、ちょうどその展望台に近づいたとたん、まさかの雨&霧。
「えっ、さっきまで晴れてたのに!?」と思うくらい、不思議なタイミングで霧が立ちこめていて、何も見えず…。
これも摩周湖“あるある”かもしれませんね。霧が出やすいことで有名なこの湖では、透明度の高い湖面が見えるかどうかは、その日その時間の運次第!
晴れた日に出会えた人は、ぜひ「摩周ブルー」をじっくり味わってくださいね。
👉 次は釧路方面へ!港町で朝ごはんを楽しみましょう♪



自然を堪能したら、釧路で朝ごはんを!
「神の子池」や「摩周湖」で幻想的な自然を満喫した後は、釧路の街でおいしい朝ごはんタイム。
釧路は、グルメの宝庫!
「炉端焼き」「釧路ラーメン」「蕎麦」「ザンギ」「さんまんま」「勝手丼」「スパカツ」「わかさぎ」など、ここ釧路発祥の名物グルメがずらりとそろっています。
その中でも特に有名なのが、北海道三大市場のひとつとも言われている 「和商市場」。
ここでは、自分で好きな具材を選んで海鮮丼を作る「勝手丼」が大人気!
まずはごはんを購入し、あとは市場内を歩きながら、好きな海鮮をトッピング。
イクラ、ウニ、ホタテ、エビ…夢のオリジナル海鮮丼が完成です。
季節限定で、焼きさんま定食もあるそうですよ〜。
メニューが豊富すぎて、迷うこと間違いなし(笑)
▶︎ https://www.washoichiba.com/html/kattedon.html

【今回の私のおすすめグルメ】
迷いに迷って選んだのは…
「焼き釧さば定食」(940円)!
身がふっくらしていて、塩加減もちょうどよくて…もう朝から感動級のおいしさ。
「これこれ、北海道の朝ごはんってこういうのだよね!」と思わずにっこりしてしまう一皿でした。
▶︎ お店情報:「釧ちゃん食堂 釧路水産センター店」
https://www.sennosuke.net/dining/

さばは脂がのって絶品でした。朝からとても幸せな気分になりました。

どれもおいしそうですね。季節によっては、焼きさんま定食もあるみたいです。メニューが豊富なので、迷うこと間違いなし。笑
時間に余裕があれば、釧路観光もおすすめ!
・釧路湿原展望台
・世界三大夕日の「弊舞橋(ぬさみばし)」
・アイヌ文化に触れられる「阿寒湖アイヌコタン」
・くしろ湿原ノロッコ号(トロッコ列車)
・タンチョウ鶴が年中見られる「釧路市丹頂鶴自然公園」
自然と文化、どちらも満喫できる釧路、時間があれば一泊してもいいくらいのスポットです。
次は、牡蠣が有名な厚岸(あっけし)へGO!
ここからまた、グルメ旅が加速しますよ〜!
14年連続満足度No.1!「道の駅 厚岸グルメパーク」で牡蠣を食べよう
朝ごはんを楽しんだら、牡蠣の町・**厚岸(あっけし)**へ出発!
釧路からは約49km、車で約60分ほどです。
そして次の目的地は、14年連続で飲食店部門 満足度ランキング1位に輝く大人気スポット…
▶︎ 道の駅 厚岸グルメパーク

🦪厚岸グルメパークはここがすごい!
- お土産もグルメも、とにかく魚介尽くし!
- 厚岸名産の牡蠣は、日本で唯一「一年中」出荷可能
- 肉厚プリプリ、濃厚な甘みが特徴。生・蒸・焼、どれで食べても最高!
レストランいろいろ!あなたはどっち派?
🍴1階カフェ・レストラン「エスカル」
名物メニュー「金の牡蠣フライ」(2,500円)は外せない逸品!
▶︎ レストランエスカル公式

🍖セルフBBQレストラン「炭焼 炙屋(あぶりや)」
私はこちらで大満足のグルメ体験をしました!
▶︎ 炙屋の詳細はこちら
なんと、魚介市場で選んだ食材をその場でセルフBBQできるスタイル!
屋内施設なので、天候の心配もなし◎
選べる食材がとにかく豊富で…
- 牡蠣・ほたて・はまぐり・あさり
- ジャンボミル貝・ししゃも・椎茸
- えび・かに・さんま・あわび などなど!
中でも気になったのが、ブランド牡蠣「マルえもん」「カキえもん」。
どちらも、生・蒸・焼で味わえます。
名物の「元祖バケツ牡蠣(2,500円)」もボリューム満点!
どの貝もスープがじゅわっとあふれて、味わい深くて感動もの。
「高タンパク・低脂質」だから、たくさん食べても罪悪感ゼロです(笑)



🥛乳製品も要チェック
厚岸は牡蠣だけじゃありません。実は乳製品も大人気!
- 「あっけし極みるく」
低温殺菌・ノンホルモンで、濃厚&甘みのある味わい。
“生乳ってこういう味なんだ!”と感動する一本。 - 「飲むヨーグルト」
これはもう、飲む前からわかるやつです。濃厚&爽やか、文句なしの美味しさ。 - 「ソフトクリーム」「オイスターソース」「牡蠣醤油」など、お土産も豊富!
正直、買って帰ればよかったと後悔してるくらい(笑)
皆さんはぜひ、こちらも楽しんでくださいね!


次は、根室方面〜野付半島〜羅臼へと進みます!
道中の景色も、グルメもどんどん深まる旅…お楽しみに!
絶対に行くべき場所「納沙布岬」で、平和について静かに考える
厚岸町を後にして向かったのは、日本最東端のまち「根室」。
ここは、さんまの水揚げ日本一の港町であり、日本で最も早く朝日が昇るまちとしても知られています。
さらに、渡り鳥の中継地としても有名な、野鳥の楽園でもあります。
そんな根室の中でも、私が「絶対に訪れてほしい」と思う場所が――
▶︎ 納沙布岬(のさっぷみさき)
ここは、日本の最東端に位置し、晴れていれば北方領土を肉眼で見ることができる場所です。

🕊平和と領土問題を学ぶ場所
納沙布岬周辺には、以下のようなスポットがあります:
- 北方領土資料館(入館無料)
- 納沙布岬灯台
- 四島のかけはし
- 展望台(望遠鏡あり)
資料館では、北方領土の歴史や、かつて島で暮らしていた人々の生活、現在の様子などを知ることができます。
高齢化が進む元島民の方々が、故郷を目の前にしても帰れない現実と、そこに住むロシア人の生活。
解決が難しい問題を前に、胸が締めつけられる思いでした。
美しい海と空の広がる風景とは裏腹に、静かに心を揺さぶられる場所。
旅の中で一度、立ち止まって平和について考える、そんな時間を持てるスポットです。

📜来訪記念に「証明書」ももらえる!
資料館では、3種類の来訪証明書の中から1枚を無料でもらうことができます。
旅の記念として、ぜひ立ち寄ってみてください。

根室グルメといえば「生さんま&花咲がに」
納沙布岬の周辺では、もちろん魚介グルメも堪能できます!
今回は「岬の駅」さんで人気メニューをいただきました。
- 生秋刀魚丼(1,200円)
刺身の秋刀魚は脂がのっていて、臭みゼロの絶品!焼きとはまた違った美味しさです。 - 花咲がに汁(500円)
カニの殻入れが山になるほどの豪華さ!かにの旨みがぎゅっと詰まった贅沢な鉄砲汁です。
「月曜から夜ふかし」でも紹介されたというこのお店、有名人の方も多数訪れているんだとか。
🐟「生さんま丼」発祥の店は閉店…
かつてこの地には「鈴木食堂」という、生さんま丼発祥の名店がありましたが、残念ながら現在は閉店とのこと。
店主の方が近隣で別のお店を営んでいるという情報もあるようですが、詳細は不明。
それでも、納沙布岬に来たら「生さんま」はマストです!


納沙布岬にも、魚を楽しめるお店が複数あります。今回は「岬の駅」さんで「生秋刀魚丼」(1200円)と「花咲かに汁」(500円)を楽しみました。こちらのお店は、「月曜から夜ふかし」というテレビ番組でも紹介されており、有名人の方もたくさん訪れているお店でした。
秋刀魚といえば、焼いたものを想像される方も多いと思いますが、刺身も脂がのっておいしいです。臭みもなく、絶品。根室は「かに」も有名で、かにの鉄砲汁も外せない。「花咲かに」・「毛ガニ」など数種類の鉄砲汁があります。
立ち寄りスポット「道の駅 スワン44ねむろ」
厚岸町から納沙布岬までは、約100km(車で約1時間40分)。
途中にあるのが、日本最東端の道の駅「スワン44ねむろ」。
ここからは、ラムサール条約登録湿地の「風蓮湖」や「春国岱(しゅんくにたい)」を一望でき、運が良ければ野鳥観察も!
魚介のお土産も充実していて、道中の休憩にぴったりです。

次はいよいよ、野付半島〜羅臼へと向かいます。
道東の大自然を満喫しながら、さらにディープな旅が待っています!
これでもかと魚が楽しめる羅臼のゲストハウス「とおまわり」|コスパ最強の大満足ステイ!
2日目の宿泊は、知床・羅臼にあるゲストハウス「旅人の宿 とおまわり」さん。
ホテルと迷った末、Googleマップの高評価レビューと「これでもかと魚を楽しめる夕食」という決め手に心を奪われて、こちらに決定しました。
しかも1泊なんと5,300円!この価格でここまで魚尽くしの夕食が楽しめるなんて…コスパ、最強です。
魚に人生かけたオーナーがすごい!
こちらのオーナー・横前さんは埼玉出身。知床に惚れ込み、30年以上前に羅臼へ移住。その後、漁師として働き、水産加工にも携わりながら、現在は奥様と一緒にゲストハウスを経営されています。
「味の違いはよく分からないけど、おいしい魚を出す自信はある!」と語る、明るくてパワフルな方。常連さんも多く、毎晩、夕食後にはお客さんを交えた飲み会が開催される、アットホームな宿です。
夕食は「これでもか!」の魚パラダイス
夕食はまさに“魚攻め”!
- ごはん
- あら汁
- お刺身5種盛り
- かれいの南蛮漬け
- シーフードフライ各種(揚げたてがどんどん出てくる!)
- かれいの骨せんべいなど含め、揚げ物だけで8種類近く!
そしてなんと…!
🍲 黒ソイの煮付けが登場!さらに、事前予約・別料金(1,500円)で楽しめる名物料理…



「めんめ(きんき)の湯煮」は絶対食べて!
ふっくら柔らかで、脂ののった最高の「めんめ」。東京で食べたら軽く3,000円超えレベルの味が、原価で出されているなんて信じられません。
今回は食べられませんでしたが、同じく予約制の「いくら丼」も人気とのこと。
夕食は19時スタート、気づけば食べ終わるのは20時半すぎ。ゆっくり味わう贅沢なひとときです。

食後は語らいタイム、翌朝も大満足
21時からは、オーナーを囲んでの任意の飲み会。知床の自然、動物、観光の話など、地元ならではのリアルな情報が聞けて、これがまた楽しい!
宿泊プランには、シャチ探索ツアーやネイチャークルーズとセットのものもあります。
「とおまわり」は誰にでもおすすめできる宿!
一人旅でも、友人とでも、カップルでも、家族でも、誰でもあたたかく迎えてくれる宿。
魚好きな人はもちろん、旅の出会いや語らいを楽しみたい人にもぴったりです。
朝ごはんももちろん、大満足。身も心もポカポカになりました。
知床・羅臼を訪れるなら、「とおまわり」さん、間違いなくおすすめです!
朝ごはんももちろん大満足ですよ!身も心もあたたかくなりました。

🗓 2日目のまとめ|時間帯・スポット・移動距離・メモ
時間帯 | スポット名 | 移動距離(目安) | メモ |
---|---|---|---|
3:30 | コタン温泉 | 道の駅「摩周温泉」から約14km | 早朝の絶景露天風呂 |
5:30 | 神の子池 | コタン温泉から約47km | 神秘的な青い池 |
6:45 | 摩周湖 第1展望台 | 神の子池から約54km | 雲海が見えることも |
7:00頃 | 釧ちゃん食堂(釧路水産センター店) | 摩周湖から約80km | 地元でも人気の朝食スポット。ボリューム満点! |
朝〜午前中 | 和商市場 | 釧ちゃん食堂から車で5〜10分 | 名物「勝手丼」でオリジナル海鮮丼を楽しもう |
10:15 | 道の駅 厚岸グルメパーク | 釧ちゃん食堂から約49km | 牡蠣の名所・厚岸の名産を味わえるスポット |
12:45 | 道の駅 スワン44ねむろ | 厚岸グルメパークから約61km | 風蓮湖・春国岱を望める道の駅 |
13:40 | 納沙布岬&岬の駅 | スワン44から約39km | 北方領土が見える場所。資料館や展望台もおすすめ |
16:10 | 道の駅 おだいとう | 納沙布岬から約97km | 根室から羅臼へ向かう途中の休憩に |
17:30 | ゲストハウス「旅人の宿 とおまわり」 | 道の駅おだいとうから約62km | 魚づくしの夕食が名物!コスパ最強の宿 |
【知床3日目】絶景と自然をめぐる一日|知床峠・知床五湖・フレペの滝など見どころ満載!
世界自然遺産・知床を巡る旅、いよいよメインの3日目。
この日は、知床峠から始まり、原生林が広がる知床五湖やフレペの滝など、大自然の魅力をぎゅっと詰め込んだ一日になりました。
天気の影響で思い通りにいかないこともありましたが、それもまた自然と共にある旅の醍醐味。
そんな3日目の知床ドライブ旅を、実際の体験とともにご紹介します!
知床峠からスタート!霧の中でも紅葉が美しい
この日の朝は、羅臼側から知床峠へ向かうドライブからスタート。
…が、到着すると、まさかの濃霧! 視界はほぼゼロ(笑)。本来なら、晴れていれば羅臼岳や国後島まで見える絶景スポットなんです。
でも、紅葉に染まる山肌は美しく、霧に包まれた幻想的な風景もなかなか乙なものでした。
🔍 知床峠 プチ情報
・冬季閉鎖は日本一長く、11月〜4月下旬ごろまで通行止め
・通行可能時間も9:00〜17:00までに制限されることあり
・天候の変化が激しいので、運転には十分注意!

(Shigeさんの写真引用)
日本最東端を目指して、相泊(あいどまり)へドライブ
峠の開通時間まで少し余裕があったので、羅臼町のさらに奥へ。
車で行ける日本最東端「相泊(あいどまり)」まで行ってみました。
何があるわけではないけれど、こういう“端っこ”って行くだけでワクワクしますよね。
近くには、海辺の無料露天風呂っぽいものもあり、秘湯感たっぷりのエリアです。

知床五湖は、自然と静寂に包まれる神秘の場所
知床観光で外せないのが、やはり「知床五湖」。
原生林に囲まれた五つの湖が点在し、静かな水面に山や空が映る姿はまるで絵画のよう。
▼ 散策コースは2種類あります
- 高架木道(約800m):無料で通行OK。電気柵があり、ヒグマも安心!
- 地上遊歩道(1.6km or 3km):自然をより近くに感じたい方に。
※ヒグマ活動期(5〜7月頃)は登録ガイドの同行が必要。
⚠ この日は強風のため、なんと知床五湖エリアは臨時閉園…。
大自然が相手なので、こういうこともあると心得ておくといいかもしれません。

(知床五湖のホームページの写真引用)

(知床五湖のホームページの写真引用)
雨や荒天時は「知床自然センター」で大自然を学ぼう
悪天候でも楽しめる強い味方、それが「知床自然センター」。
知床五湖へ向かう途中にある施設で、気象・道路情報のチェックにも便利です。
- 野生動物や自然の展示
- 臨場感たっぷりのシアター上映
- 地元産ミルクのカフェ(ソフトクリーム絶品!)
- トレッキングの拠点にも最適!
私も天候不良で立ち寄りましたが、ここだけでも知床の魅力がぐっと伝わってきます。
散策用の長靴や雨具のレンタルもあるので、急な雨でも安心。
「フレペの滝」で、最後に大自然の癒しを
最後は、知床自然センターから歩いていける「フレペの滝」へ。
断崖から湧き出すように水が流れ落ちる様子は「乙女の涙」とも呼ばれる幻想的な風景。紅葉とのコントラストも見事でした。
風が強くて歩くのも一苦労でしたが、それでも見に行ってよかったと思えるスポットです。

【旅メモ】知床ドライブ 距離の目安
- 羅臼町の宿 → 知床自然センター:約30km(約40分)
- 知床自然センター → 知床五湖:約8.8km(約15分)
- ※ 知床峠が閉鎖されている場合は、羅臼→ウトロ方面へは大回りで約114km(約2時間)かかります!
知床五湖をたっぷり歩いたら、美味しいランチでひと休み!
知床五湖の自然をたっぷり満喫したら、ウトロエリアでのランチタイムがおすすめ!
温泉や観光地が集まるウトロ地区には、美味しい海鮮グルメや話題のラーメン店など、魅力的なお店が揃っています。
【道の駅 うとろ・シリエトク】知床らしい丼やスイーツが楽しめる!
まず立ち寄りたいのが「道の駅 うとろ・シリエトク」。知床観光の拠点としても便利で、地元の食材を使った絶品グルメが楽しめます。
🐟 人気の丼・定食メニュー(2024年時点の価格)
- 鮭といくらの親子丼(2,600円)
- 三色丼(2,600円)
- 知床エゾシカソースカツ丼(1,400円)
さらに、知床ならではのスイーツ「こけももソフトクリーム」も大人気!
こけももは知床の高山に自生する実で、甘酸っぱくてさわやかな味わい。歩き疲れた身体にうれしいひと口です。

(鮭と鮭のいくらの親子丼)*ホームページの写真引用
【ラーメン 波飛沫(なみしぶき)】行列のできる名店!
道の駅から徒歩約5分の場所にある「波飛沫(なみしぶき)」は、知床で大人気のラーメン店。
ミシュラン北海道でビブグルマンに選ばれた実力派で、店主はあの「山頭火」で修行されたとのこと!
私が行ったときも、平日の昼間なのにすでに満席&行列…。それでも並ぶ価値アリのお店です。
夜は居酒屋メニューも楽しめるそうですよ。
▶ 波飛沫 公式サイト
(ラーメン営業時間:11:00〜14:30/日曜定休)

(食べログの写真引用)
【イチオシ】「漁師の店 かにや」のホッケ定食が衝撃のうまさ!
今回の旅のなかで、私が一番感動したランチがこちら!
「漁師の店 かにや」さんの《ホッケ定食(2,100円)》
知床自然センターから道の駅へ向かう途中にあるお店で、店先にはカニやウニが泳ぐ水槽や干物などのお土産コーナーも。
その奥がレストランになっていて、食券を購入するスタイルです。
このホッケ、今まで食べた中でダントツNo.1でした。
知床・羅臼で水揚げされたホッケは、とにかく大きくてふっくら、脂のノリも抜群。
「今まで食べてたホッケって…本当にホッケだったの?」と思うほどの衝撃の美味しさ!
▼ 海鮮好きにはたまらない、カニ・ウニ・イクラなどの豪華丼も多数そろっています。



食後は「道の駅」でお土産タイム!
ランチのあとは、再び道の駅「うとろ・シリエトク」へ。
ここには鮮魚店や地元特産品がぎっしり詰まったお土産コーナーがあり、知床ならではのアイテムがたくさん!
🎁 人気のお土産ラインナップ
- 鹿ジャーキー・昆布・天然出汁パック
- こけももを使ったお菓子類
- 知床ブランド認証品「知床のクマさん」
この「知床のクマさん」は、斜里町の「和洋菓子のモンブラン」さんが製造している人気スイーツ。
見た目もかわいくて、冷凍で持ち帰れるのがうれしいポイントです(解凍後5日程度の賞味期限)。


ランチ後は知床の自然スポットを惜しみなくまわろう
- 知床世界遺産センター(雨の日にも◎)
- オロンコ岩(絶景×運動靴必須!)
- オシンコシンの滝(日本の滝100選)
- 天に届く道(感動の直線道路)
1.「知床世界遺産センター」
まずは、「知床世界遺産センター」へ https://policies.env.go.jp/park/shiretoko/whcc/

この施設には、ヒグマやエゾシカの等身大パネルがあったり、知床の自然を楽しむためのルールやマナー、動物の生態や知床の歴史なんかが、分かりやすく展示されています。
「へぇ~!」と思うような豆知識もいっぱいで、大人から子どもまで楽しめるスポットです。
今回は天気に恵まれず、あまり外を歩けなかったんですが…ここで知床の自然をじっくり感じられて、「また来たいな~」と思えました。
「道の駅 ウトロ・シリエトク」に併設されていて、入館は無料。
雨の日でものんびり楽しめる、おすすめの場所です!
2.「オロンコ岩」

世界遺産センターで知床の自然について学んだら、次は知床八景の1つ「オロンコ岩」へ!
この写真は、オロンコ岩の上からの景色です。オロンコ岩は、知床半島の真ん中にそびえる高さ約60mの大きな岩なんですよ。
その大きさと迫力は、ぜひ自分の目で見て実感してほしいです!

オロンコ岩に登ると、絶景が広がっていて、「これが知床八景だ!」と納得。
無料で立ち寄れるスポットですが、ひとつ注意点があります。それは、絶景を楽しむために170段近くの急な階段を登らないといけないこと!
階段はけっこう急で狭いので、小さなお子さんやご高齢の方にはちょっと大変かもしれません。また、雨の日は降りるときに滑る心配もあるので、注意が必要です。
登る際は、運動靴をおすすめします(私はクロックスで登ったんですが、ちょっとハードでした。笑)。ヒールや厚底では厳しいので、要注意!
道の駅からは大体800mくらいの距離です。
3.「オシンコシンの滝」

次に向かうのは、「オロンコ岩」の後に知床八景の1つ、「オシンコシンの滝」。
この滝は落差が約30mあり、途中で2つに分かれることから「双美の滝」とも呼ばれていて、「日本の滝100選」にも選ばれています。春夏秋冬、どの季節でも違った表情を見せてくれる滝なので、どの時期に行っても楽しめそうですよ。
こちらも無料の駐車場が36台分あり、トイレも完備!
「オロンコ岩」から「オシンコシンの滝」までは、車で7.7kmほどの距離です。道中には、「カメ岩」や「ウカウプ岩」、「ペンザイアサム岩」、「三段の滝」などもあるので、時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
4.「天に届く道」

(写真は北海道公式観光サイトのものを引用)https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10527.html
知床の自然を楽しんだ後は、女満別空港に向かう途中にある「天の道」へ。
「天の道」は「北海道感動の瞬間100選」にも選ばれていて、全長28.1kmのまっすぐな道が特徴です。この道は、まるで天に向かって続いているように見えることから、「天に届く道」と呼ばれています。
微妙な天気だったけど、紅葉した木々の中を走るこの道は、運転していてとても気持ちよかったです。これもまた、知床ならではの絶景スポットですね!
知床を楽しんだ後は、小清水町の道の駅で一休み
知床から女満別空港に向かう途中には、斜里町や小清水町、網走の町があります。網走観光についてはこちらの記事も参考にしてみてください:秋の網走観光モデルコース|自転車でめぐるおすすめスポットとグルメ体験【車の免許なくてもOK】 - ほりさんの食選択応援Blog
小清水町の「道の駅 葉菜野花(はなやか)小清水」では、JR浜小清水駅や小清水観光協会などの施設も併設されています。ここは、新鮮な小麦やじゃがいも、アスパラ、ゴボウなどが特産の町。珍しい赤い野菜「ルバーブ」を使った商品もあるんです。地ビールも有名で、ここでしか手に入らないお土産もたくさん!特におすすめなのは、じゃがいもを使ったスイートポテト「小清水とろり」。冷凍で購入できるので、お土産にもぴったりです。
道の駅から歩いて行ける「フレトイ展望台」もおすすめ。ここからは、小清水原生花園やオホーツク海が一望でき、360度の景色が楽しめます。朝日や夕日も素晴らしいですし、2月には流氷も見ることができるとか。少し古い感じの展望台ですが、それがまた味わい深いんですよ。こちらも無料で楽しめるスポットなので、時間があればぜひ立ち寄ってみてください。周辺には「小清水原生花園」や「濤沸湖」もあり、特にお花や野鳥が好きな人にはおすすめです。



女満別空港到着前に「道の駅 網走」で最後の北海道を感じる
いよいよ旅も終盤!女満別空港に到着する前に、最後の北海道を満喫できる「道の駅 網走」に立ち寄りましょう。知床で買いそびれたお土産や、ここでしか手に入らないアイテムをゲットするラストチャンスです!また、道の駅は海に隣接しており、オホーツク海の景色も楽しめます。空港まで車で約20分の距離なので、最後まで北海道の魅力を惜しみなく感じてくださいね。
🗓 3日目のまとめ|時間帯・スポット・移動距離・メモ
時間帯 | スポット名 | 移動距離(目安) | メモ |
---|---|---|---|
8:20 | ゲストハウス「とおまわり」出発 | - | 出発 |
8:45 | 日本最東端「羅臼町相泊」 | ゲストハウスから26km | 日本最東端のスポットを見学 |
9:15 | 「知床峠」 | 約27km | 知床峠を通る |
10:10 | 「知床自然センター」 | - | 知床の自然について学べる施設 |
10:45 | 「知床五湖」 | 約8.8km | 天候が良ければ散策に1-2時間 |
11:00 | 「知床自然センター」駐車場 | - | 自然センターの駐車場で一休み |
11:15 | 「フレペの滝(乙女の涙)」 | 約1km(徒歩15分) | 自然センターから徒歩で行ける滝 |
12:10 | 「漁師の店 かにや」 | 約3.3km | 新鮮なカニを楽しめる食事処 |
13:00 | 「道の駅 ウトロ・シリエトク」 | 約2km | 近くの道の駅で休憩 |
13:30 | 「知床世界遺産センター」 | - | 世界遺産に関する展示を見学 |
14:15 | 「オロンコ岩」 | 約800m | 知床八景の1つ、登って絶景を楽しむ |
14:50 | 「オシンコシンの滝」 | 約7.2km | 双美の滝と呼ばれる滝 |
15:20 | 「天に届く道」スタート地点 | 約20km | 紅葉と一緒に楽しむまっすぐな道 |
16:00 | 「道の駅 葉菜野花(はなやか)小清水」 | 約20km | 地元特産品が楽しめる道の駅 |
16:50 | 「道の駅 流氷街道 網走」 | 約20km | 網走の観光情報やお土産を購入 |
17:30 | 「女満別空港」 | 約21km | 空港で最後の休憩・出発準備 |
19:10 | ANA4780 羽田空港へフライト | - | フライト出発 |
20:55 | 羽田空港到着 | - | 羽田空港到着、旅行終了 |
季節や道路状況によっては、移動時間が前後することもありますが、このコースは知床のおすすめスポットをぎゅっと凝縮した旅のモデルプランです。特に「知床五湖」で散策を楽しむなら、朝の出発を少し早めたり、昼からのスポットを少し削ったりするのがオススメ。もし帰りのフライトをJALの19:55便に変更できれば、ゆっくり観光する時間も確保できますよ。
今回は弾丸旅でしたが、もし時間やお金に余裕があれば、旅行日程を伸ばして、船に乗ったりネイチャーツアーに参加したりして、もっとじっくり知床を楽しむのも良いですね。季節ごとに自然の景色が変わるので、今回は秋の旅でしたが、「春夏秋冬、最低でも4回は来たい!」と思わせるほど素晴らしい場所でした。
3日間の弾丸旅行 おすすめモデルプラン
1日目
- 女満別空港 → 美幌峠(ランチ) → 屈斜路湖 → 摩周湖 → 弟子屈町 川湯温泉
2日目
- 裏摩周展望台 → 神の子池 → 釧路(朝食) → 道の駅 厚岸グルメパーク(ランチ1) → 道の駅 スワン44ねむろ → 納沙布岬(ランチ2) → 道の駅 おだいとう → ゲストハウス「とおまわり」
3日目
- 知床峠 → 知床自然センター → 知床五湖 → フレペの滝 → かにや(ランチ) → 道の駅 ウトロ・シリエトク → 知床世界遺産センター → オロンコ岩 → オシンコシンの滝 → 天に届く道 → 道の駅 葉菜野花 小清水&フレトイ展望台 → 道の駅 網走 → 女満別空港
北海道の車の旅を安全に楽しむためのアドバイス
- 野生動物の飛び出しに注意
- 特に夜間や峠道では「鹿」の飛び出しが多いため、常に警戒して運転しましょう。
- 夜間は「鹿の目が光っている」ので、光点が見えたら注意が必要です。
- 後ろの車との距離を確保
- 動物が飛び出して急ブレーキをかけると、後ろの車に追突される危険があります。前との車間距離を十分にとりましょう。
- 路面凍結や坂道、曲がり道に注意
- 冬の朝や夜は凍結した路面が多いため、スピードを控えめにし、慎重に運転してください。
- 特に坂道や曲がり道では、急なハンドル操作を避け、安全運転を心がけましょう。
- スピードに気をつける
- 地元のドライバーはスピードを出すことが多いですが、無理に合わせる必要はありません。安全第一で運転し、煽られた場合は前に行かせましょう。
- 移動式オービスや覆面パトカーに注意
- 北海道ではオービスや覆面パトカーが多く、スピード違反には厳しいです。道が広く真っ直ぐなところではスピードを出しがちですが、気をつけて安全運転を心がけましょう。

(FNN プライムオンラインの写真引用)
最後に
このプランは、限られた時間でも北海道の魅力をぎゅっと詰め込んだ内容です。季節や道路状況によって、ちょっと時間が前後することもありますが、知床の絶景や名所を巡りながら、地元の美味しいご飯も楽しめるのがポイント!自然や観光地をしっかり押さえつつ、道の駅や地元のお店にも立ち寄るので、北海道らしい体験もバッチリできます。
もし、もう少しゆったりした旅行を楽しみたい場合は、日程を延ばしてネイチャーツアーや船に乗るなど、さらに深く知床を楽しむのもアリですよ。北海道の四季折々の自然を感じながら、次回の旅行に活かしてみてくださいね。
3日間の弾丸旅行を通して、秋の知床を満喫した私は、これからも「春夏秋冬最低でも4回は来たい!」と思うくらい魅力的な場所だと実感しました。次の旅行計画の参考になれば嬉しいです!