管理栄養士への道 試験はあくまで通過点 受験には強い覚悟が必要!
2020/03/25
3月3日の日曜日、第33回管理栄養士国家試験を受けてきました。
どんな仕事でも、資格があったら、仕事につながる!
それは、大きな間違いですが、栄養士の道に進もうと思った時から、
管理栄養士の資格は、必ず2019年に取得すると決めていました。
栄養士の専門学校を卒業して、
先日、試験を受けるまで、どのように過ごしてきたか。
そして、どのような勉強をしてきたかを紹介します。
少しでも、これから、受験する方の参考になったら幸いです。
先日は、試験を受ける上での心構えをお伝えしました。
第33回管理栄養士国家試験 合格のポイントは緊張を楽しむ人であれ! - ほりさんの食選択応援Blog
5年後・10年後 未来の自分のキャリアプランを設計すること
管理栄養士の試験を受けるまでに、いろいろ大変なこともありました。
それでも、このように、無事に試験を受けることができたのは、
将来のキャリアプランを、時間をかけて考えることができたからです。
自分のありたい姿を想像することで、
やはり、「管理栄養士の資格は、自分のキャリアの助けになる」と
感じたことで、試験に向けて、頑張ることができました。
2年前に作ったキャリアプラン設計書。
日々、計画は変わっていってますが、
軸になる部分は変わらないので、
今でもたまに見返して、参考にしています。
絶対に「管理栄養士になるんだ」という強い想いが
試験を受けるまでに、1番大切なことだと思います。
そのためにも、しっかりと自分の将来を逃げずに考えること。
考えた結果、「仕事ではなく、趣味に生きがいを持ちたい」とか、
「幸せな家庭を築きたい」といった設計図もすばらしいと思います。
計画ができたら、達成に向けてやるべきことをやるのみ。
自分の気持ちに正直にやりたいことをやる。
それが、人生楽しむことにつながると思います。
いろいろ悩んで考えて、
それでも、「管理栄養士になりたい。」という設計図ができたなら、
その人は、試験の日まで、踏ん張って頑張ることができると思います。
なぜなら、それだけの覚悟があるから。
逆にこの覚悟がなければ、
正直、試験に合格することは難しいのではないかと思います。
ただの紙切れ、されど紙切れ これがないと受験不可!
今、振り返ってみて、
試験を受けるまでで、1番大変だったことは、
3年間の実務経験を証明する紙をもらうことでした。
ただの紙切れ。
しかし、この紙がないと、まず、試験を受けることができません。
どんなに辛くても、3年間は栄養士として、
会社や病院で働く必要があります。
場所は1箇所でなくても、大丈夫ですが、
合計して3年間分、栄養士として働かなくてはなりません。
私は2年間、大学病院で働き、
もう1年は、スポーツジムで実務経験を積みました。
将来は、フリーランスのスポーツ栄養士として働きたい。
学校を卒業した時から、そう考えていた自分にとって、
この実務経験の時間は、とてつもなく、長く感じました。
専門学校を卒業する時も、管理栄養士の試験は、
今受けても、合格する自信があるのに、なぜ、3年間の実務経験が必要なんだ。
そして、なぜ、試験を受けることができるのは、卒業して4年後なんだ
と憤りを感じることも、しばしばありました。
もちろん、この3年間の実務経験は、いろいろなことを経験し、
勉強し、自己成長につながる大切な期間だったと思います。
それでも、途中で、目標を失いかけそうになったり、
納得できないこともたくさんありました。
そんな時は、自分の将来を想像し、
「意地でも、実務経験の証明書はもらわないといけない」と
自らを発奮させ、なんとか耐えることができました。
仕事を楽しみ、常に目標を持って取り組むこと。
それが、できれば、3年の実務経験はあっという間でしょうが、
そうでなければ、なかなか厳しい時間を過ごすことになります。
それでも、管理栄養士になるために、
まずは、栄養士として、しっかり働くこと。
強い気持ちを持って、頑張って欲しいです。
いろいろ、書きましたが、個人的には、栄養士はみなさんの幸せに貢献できる
すばらしい仕事だと思っています。
しかし、現状は、まだまだ認知度も低く、離職率も高い仕事です。
なりたい職業ランキング1位はYoutuberのようですが、栄養士は果たして何位なんだろう。
将来的にも必要とされる職業で、必要とされる人間になれるよう、
これからの人生を過ごしていきたいものです。
次回も、管理栄養士の試験を受けるまでに、
必要なことや具体的な勉強方を紹介します。