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食事からしっかりタンパク質を摂取しよう!〜トレーニングの相棒プロテインより〜

2020/02/25

あなたは、いくつ栄養素を知っていますか?

人が生きていくために、大切な栄養素は大きく5つに分かれます。

そして、その5つの栄養素を5大栄養素と言います。

 

体を作るために、必要な栄養素はたくさんあります。

その中でも、特に体づくりに欠かせない栄養素は何でしょう?

 

答えは・・・・

タンパク質!

 

筋肉や細胞・内臓・血管・爪・皮膚・髪の毛など

体を作っているのは、タンパク質です。

ご存知の方も多いと思います。

 

タンパク質の多い食材といえば、

「肉・魚・卵・大豆製品・乳製品」

*良質なタンパク源と言われ、これらの食材をしっかり食べることが非常に大切です。

 

1食で2種類以上のタンパク質を揃えることを心がけましょう。

初めの1歩として、主菜からしっかりタンパク質を摂取することから始めましょう。

特に、麺類だけで食事を済ませてしまうと、

お腹はいっぱいなのに、良質なタンパク質は不足がちとなります。

 

体づくりをする上で、絶対に忘れてはいけないことは、

食事からしっかり栄養を摂取すること!

 

その上で、アスリートのみなさん、運動が好きな人なら

1度は飲んだことがあるであろう「プロテイン」。

プロテイン

 

今日は「プロテインパウダー」についてまとめたいと思います。

今回参考にしたのは、野沢秀夫さんの著書。

「トレーニングの相棒プロテイン」

 

プロテイン 本

プロテインのことをもっと知りたい方にはおすすめの1冊です。

 

タンパク質ってなんだろう?

5大栄養素のひとつ「タンパク質」

先ほども言いましたが、タンパク質の主な働きは、

筋肉や細胞・内臓・血管・皮膚や爪・髪の毛など、私たちの体を作ることです

働きはなんとなく、ご存知の方もいらっしゃると思います。

 

しかし、「タンパク質って聞いたことはあるけど、そもそもなんだろう!?」

実は知っているようで、あまりわからないという方も多いと思います。

「タンパク質」と「プロテイン」は一緒じゃないの?

少し、タンパク質の概要について紹介したいと思います。

 

プロテインという名前について

「プロテイン」という名前の由来ですが、

栄養学の進んでいたドイツで19世紀に名付けられました。

「栄養素の中でもっとも大切なものを意味するギリシャ語から

タンパク質を「プロテイン」と名付けたそうです。

 

ドイツ語でも英語でも「プロテイン」はタンパク質のことを指します。

しかし、アメリカ・日本では、タンパク質が主成分の「プロテインサプリメント」のことを

「プロテイン」と読んでいることが多いと思います。

 

現在では、いろんな会社から様々なプロテインに関するサプリメントが販売されています。

パウダータイプのものから、ゼリー状のもの、カプセルになったもの。

さらにはプロテインバーのようなものまであります。

それぞれ、特徴や効果にも違いがあるので、自分の目的に合ったものを選んでいきましょう。

 

ただ、何度も言いますが、

まずは基本の食事をしっかりとすること。

(これからも何度も言います。笑)

 

その上で、プロテインを補助的にうまく取り入れていきましょう。

プロテインがメインの食事となってしまうのは、あまり好ましくありません。

 

タンパク質・ペプチド・アミノ酸 聞いたことがあるけど一体何が違うの?

「ペプチド」・「アミノ酸」。

運動をしている人なら、1度は耳にしたことがあると思います。

なんとなく、タンパク質に関係していて、

運動する時に何か役に立つものと想像される方も多いと思います。

 

少し、構造的な話で難しいですが、

実は、「タンパク質とはアミノ酸が数千個から数十万個連結しているもの」を指します

アミノ酸とは、1個以上のアミノ基(NH2)とカルボキシル基(COOH)を持っており、

H2Oが脱水結合して、NH-COというペプチド結合したものがタンパク質です。

 

ペプチドは、アミノ酸を2個以上集まったもので

2つ集まったものをジペプチド

3つ集まったものをトリペプチドなどと呼びます。

 

つまり、簡単にいうと、

タンパク質は、アミノ酸がたくさん、つながっているものです。

そして、アミノ酸が2つ以上つながっているものをペプチドと呼びます。

 

ペプチド

 

次にタンパク質が、どのように体に吸収されるかを説明します。

 

 

タンパク質は、アミノ酸まで分解されないと吸収されない?

「You are what you eat」

私たちの体は、私たちの食べたものからできています。

 

そして、大切なことは

食べたものが、栄養として体中で吸収されること。

どれだけ食べても、吸収せずに排泄していては、体は大きくなっていきません。

 

食事で摂った栄養素は、唾液や胃液、小腸や膵臓に含まれる消化酵素で分解されます。

そして、分解されたのちに、小腸など、体内で吸収されます。

 

タンパク質の場合、消化酵素によって分解され、ペプチドになります。

そして、ペプチドがさらに分解されアミノ酸となります。

 

タンパク質は、ペプチドやアミノ酸の状態になることで、体の中に吸収されます。

昔は「タンパク質は完全にアミノ酸まで分解されないと消化吸収されず、再合成もされない」

言われた時代もあったそうです。

 

しかし、現在は「ペプチド状態で速く吸収され、再合成もスムーズ」と言われています。

タンパク質がそのまま吸収されるわけではないんですね。

なので、タンパク質を食べたからといって、すぐに体内で吸収されるわけではありません。

長い時間をかけて、細かくアミノ酸の状態まで、分解されて、体内で吸収されます。

 

本日のまとめ

「体を作る材料となるのは、タンパク質」

「食事から、しっかりタンパク質を摂取することを意識しよう。」

 

次回、もう少し詳しく、アミノ酸のことを紹介していきます。

お楽しみに。

効率よく体を作っていくには、必須アミノ酸が必要不可欠!  - ほりさんの食選択応援Blog

 

 

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