管理栄養士試験に合格するためには、まずは前向きに仕事に取り組むべし!
2020/03/26
3月も下旬に入り、桜も咲き始めた地域も出てきました。
何歳になっても、上野で花見をやることに憧れます。
最近は、家の近くのさくらそう公園に行き、
日向ぼっこをするのが春の楽しみです。
先日は、試験を受けるためには、
強い覚悟が必要だということをお伝えしました。
勉強を続けることも大変だと感じる方もいると思いますが、
実務経験の証明書をもらうのは、もっと大変だと感じました。
管理栄養士への道 試験はあくまで通過点 受験には強い覚悟が必要! - ほりさんの食選択応援Blog
さて、本日は、管理栄養士の試験を受けるまでに
実際に、行ったことを紹介します。
目次
不安だらけのスタート それでも気持ちはワクワク。
専門学校を卒業し、いよいよ社会人。
期待と不安な気持ち。
いや、ほとんど不安な気持ちのまま、
病院で栄養士としてのキャリアが始まりました。
毎日、「今日は何をするんだろう。」
「あの人は、どんな人なんだろう。」
「挨拶しても、反応よくないな。」
「この人は、優しそう。」
今振り返ると、最初の1ヶ月は、まだ学生の気分が抜けないままでした。
そして、覚えることが多く、休みも休みの感じがしませんでした。
そんな日々が、しばらく続きました。
この時期に、管理栄養士の勉強をすることは、ありませんでした。
はっきり言って、そんな余裕はありませんでした。
それでも、「管理栄養士になる」という気持ちは、
常に忘れずに、毎日過ごしていたのは覚えています。
実際に、職場にも専門学校を卒業してから、
試験を受けて、管理栄養士になったという先輩がいました。
それを聞いて、それなら、自分にもできる。
前向きに、時間を有効に使っていこうと再確認しました。
この時期は、初めての社会人。
覚えることもたくさん。
不安だらけではあると思いますが、
忙しくても前向きに、心のどこかに「管理栄養士になる」という
気持ちを持って、生活することが大切だと思います。
試験合格への近道は、まず仕事を覚えるべし。
管理栄養士になるために、早い時期から準備して、
勉強を始めることは、素晴らしいことだと思います。
しかし、まず大切なことは、
仕事を覚え、職場でチームの一員として、認められることです。
やはり、スタートが肝心。
この期間の、前向きな姿勢や積極的なコミュニケーションが
職場での良好な関係を築くためのきっかけとなります。
これはとても大切なこと。
まずは人として、必要とされる人間になる。
そのために、できることをしっかりやる。
そのことが、後々の生活にも、しっかり役立ってきます。
職場での悩みが、多ければ多いほど、勉強どころではなくなってしまいます。
仕事とプライベートの区別がなく、家でも考えることは、仕事のことばかり。
休みも休んだ気にならず、楽しいこともない。
体も心も疲れ、ただただ、時間が過ぎていく。
そんな状態では、効率も悪く、残業ばかり。
体も悲鳴をあげ、結局仕事を辞めることばかり考え、
自分が何をやりたいかもわからなくなってしまう。
それではもったいないですよね。
なぜなら、
あなたはすばらしいのだから。
心に余裕がある人ほど、
仕事とプライベートのメリハリがはっきりしていて、
自分の時間を有効に使っていると思います。
そして、仕事も前向きに取り組むことができ、キラキラしている。
そのような人の周りには、自然と人が集まり、困った時には助けてもらえます。
病院での最初の仕事は、現場に立ち、盛り付けや配膳の補助。
ふりかけなどの小袋の数えたり、下膳などでした。
仕事自体は難しいものでなく、単純作業。
しかし、ここで仕事を作業と捉え、何も考えずやるのか。
それとも、どうすれば、もっと効率よくできるのだろう。
どうすれば、もっと喜んでもらえるのだろうか。
この仕事は、将来的にこういうことにつながるなど、
考えながら仕事をすることで、成長具合は全く変わってきます。
受け身ではなく、常に考えながら仕事に取り組むこと。
すると、自然と仕事も早く覚え、次々と新しいことを教えていただけます。
また、気持ちにも余裕ができ、周りを見ながら、仕事ができるようになることで、
また新しい発見がたくさんあります。
そうすると、自然とプライベートもフットワークが軽く、生活が充実してきます。
寝て、休日が終わる。
早番のあと寝て、その日が終わる。
今、振り返ると病院で勤務していた頃は、そのような日は、1日もありませんでした。
まずは、
考えながら、前向きに仕事に取り組む。
このことが、後に自分の時間を確保することにつながり、
管理栄養士の試験に合格するための、大切なポイントとなります。
モチベーションが高かった1年目! とりあえずクエスチョン・バンク
仕事にも少し慣れ、気持ちに余裕が出てきた夏。
そろそろ、勉強しようと始めたのがこちら。
知っている方も多いと思います。
クエスチョン・バンク。
この本はとにかく分厚く重い。笑
しかし、イラストが多くとてもわかりやすい。
この1冊をしっかり覚えることができれば、合格できるでしょう。
しかし、働きながら、この本に書かれていることを
すべて覚えることは、おそらく無理です。
なぜなら、949ページありますから。
そして、試験を受けるのは4年後です。
根本は一緒でも、細かい基準や数値は、
試験を受ける頃には変わっていることも想定されます。
この時期に細かいところまで隅々、暗記する必要はありません。
まだ、卒業して間もないので、専門学校で勉強した知識を覚えていると思います。
本を読んでも、あまり新しい知識を覚えるということは、
あまりなく、復習のような感じになります。
クエスチョン・バンクをパラパラと読みながら、
「あーそんなことも勉強したわ。」
これくらいの感覚でいいと思います。
その感覚がない部分は、少し丁寧に読んで、思い出す。
毎日できれば、よいですが、なかなか難しいと思います。
それでも、1週間で何ページ進むといった目標を立てて、
しっかり、勉強する習慣を作ることが大切です。
そして、4年後に合格するためには、何を勉強するべきなのか・・・
1年目から問題を解く習慣をつけよう!
合格するためには、基本的な知識を身につけることが大切です。
そうでなければ、普通は問題を解くことはできません。
なので、参考書や教科書など、問題を解く前に、
「知識を身につけよう。」
「わからない部分をわかるまで、参考書を読もう。」
どちらもとても大切なことです。
しかし、試験に合格するために、もっと重要なことは、
とにかく問題を解きまくることです。
いくら、知識があっても問題が解けなければ、
全く意味がありません。
なぜ、1年目から問題を解く必要があるのか?
管理栄養士の試験は、200問の長丁場です。
趣味など、どんなに好きなジャンルでも
問題を200問解くということは、大変です。
集中力が続きませんし、途中で嫌になってしまします。
それが、10個のジャンルから、専門用語や細かい数字ばかりで作られた問題であれば、
なおさら集中力を持続させることは大変です。
4年目になって、試験直前に過去問を解く。
かなり重要なことですし、合格するためには必要不可欠です!
しかし、いきなり問題をやろうと思っても、意外とできません。
解く以前に、問題文を読む時点で嫌になり、
結局集中力も続かず、最後の方は適当に考えることをやめ、答えを選ぶ。
いきなりでは、200問を解く体力がありません。
1年目から、定期的に少ない問題数でもいいので、問題を解く。
そして、間違えた問題をしっかり確認し、正しい答えに修正する。
この習慣を作っておくことが、
4年目の試験直前の2~3ヶ月前に生きてきます。
問題を解くことで試験脳を作って鍛えること。
これが、1年目にやっておくべきことかなと思います。
試験まで、あと4年もあるし。
そう思うこともありました。
しかし、今振り返ると2年目には後輩もでき、
任せられる仕事も1年目と比べるとはるかに多くなりました。
仕事の量は、はっきり言って、1年目が1番少ないと思います。
その時に、空いた時間を自分の成長のために使うのか、
それとも、何もしないのか。
この差は、非常に大きいです。
そして、試験直前に慌てて、勉強開始。
それで、合格する人もいるでしょうが、余裕がない日々が続くと思います。
それならば、そこまで一生懸命でなくていいので、
1年目から勉強をする方が絶対にいいと思います。
すると、4年目いろんなことができますよ。
それは、後ほど紹介します。
次回は2年目・3年目にやったことを紹介します。
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