「シドニーの日本食品店にほっこり感動!|ほりさん滞在記4」
2025/04/12
シドニーでの暮らしにも少しずつ慣れてきた今日この頃。
ふとした瞬間に、日本の味が恋しくなることがあります。
そんなときに出会ったのが、日本の食材が手に入る食品店。
お店に一歩入った瞬間、どこか懐かしくてほっとする空気に包まれました。
今回は、そんな“日本を感じるひととき”についてご紹介します。
ちなみに先週は、栄養価表示の違いについて、紹介しました。
健康意識高すぎ!?スーパーで発見した“親切すぎる”栄養価表示にびっくり!|ほりさんのシドニー滞在記3 - ほりさんの食選択応援Blog
目次
世界の味が日常にとけこむ街・シドニーで
多国籍でにぎやかなこの街には、世界各国の食文化が自然と溶け込んでいます。そんな中でも、ふと立ち寄ったお店の扉を開けた瞬間、まるで日本に帰ってきたような気持ちになることも——。
まるで日本に帰ってきたような、日本食品店との出会い
扉を開けたら、そこは日本!?Kent Stの小さな日本食品店
お店のドアを開けた瞬間、そこはまるで日本。
懐かしいBGMが静かに流れ、棚には見慣れたパッケージの商品がずらり。思わず「ただいま」とつぶやきたくなるような、あたたかい空気が流れていました。
お店自体はこぢんまりとしているのですが、その中には日本の“日常”がぎゅっと詰まっていて、ひとつひとつの商品を見るたびに、「あ、これ小さい頃から食べてたなあ」と、思い出がぽろぽろこぼれてきます。
異国の地で、こんなにも自然にほっとできる空間に出会えるとは思っていませんでした。
そんな店内で、思わず手に取ってしまった懐かしの品々を、ここから少しご紹介しますね。
「これ、知ってる!」「わあ、こんなものまであるの?」と思わず声が出るかもしれません。
思わず「これ知ってる!」と声が出る懐かしの食材たち
ごはんのおとももばっちり。
「これがあると安心するよね」と思わずニヤける、漬物やキムチの素も揃っていました。
うどん、そば、そうめん——懐かしの麺たちもちゃんとスタンバイ。
なんと茶そばまでありました。ちょっぴり贅沢な気分です。
インスタントラーメンの棚も充実。
「これ日本のコンビニでよく見たやつだ!」と、思わずテンションが上がります。
もちろん、日本でもおなじみのカップ麺たちも勢ぞろい。
見覚えのあるパッケージに、ちょっとにやけてしまいます。
めんつゆ、調味料、アイスまで…日本の味がずらり
ドレッシングやソース類、焼肉のタレもばっちり。
そして、やっぱり便利なのが“めんつゆ”。1本あるだけで、お料理の幅がぐっと広がりますよね。そのほかにも、醤油やみりん、味噌、塩、こしょうなど、日本の定番調味料がしっかり揃っています。
冷凍食品やアイスクリームのコーナーも充実。なんと、ガリガリくんも発見!
冷蔵コーナーには、もずくもありました。ちょっと感動です。
食品だけでなく、日本製のシャンプーや石鹸など、日用品も置いてあるのがうれしいところ。
ここに来れば、日本の食材や製品はほぼ揃います。
シドニーに広がる、日本の味
もちろん、このお店以外にも、シドニーには日本食品が手に入る場所があります。
たとえば、あのDAISO。市内にいくつか店舗があり、意外にも日本の食品がたくさん!うれしいことに「MUJI」もあります!(無印良品)
Chatswood・Neutral Bayには日本食レストランがいっぱい
今、私が暮らしているChatswoodやNeutral Bayなど、North Sydneyエリアには、日本食レストランがたくさんあります。
お寿司屋さん、ラーメン屋さん、うどん・そばのお店、定食屋さんに居酒屋さん……。なんと焼肉や焼き鳥まで!
店員さんは日本の方も多く、同じように“日本の味”を求めて訪れるお客さんたちでにぎわっています。
やっぱり、海外で暮らしていると、ふとしたときに食べたくなるんですよね、日本の味。
MUJIやDAISOでも出会える、日本の味たとえば、あのDAISO。
文房具や生活雑貨はもちろんのこと、意外にも日本の食品がたくさん並んでいるんです。
特にお菓子コーナーは大充実で、「これ、子どものころよく食べたな〜」なんて、思わず時間を忘れてしまいそうでした。ラムネやうまい棒、駄菓子のような小さなおやつたちが、ぎゅっと詰まっていて、つい手が伸びてしまいます。
MUJI(無印良品)でも、日本の調味料やレトルト食品が手に入ります。いつものあのカレーや、やさしい味わいのスープを見つけたときは、「これがあれば、なんとかなる!」と心強く感じました。
こうしてみると、シドニーで日本の味に出会うのは、意外と簡単。しかもその出会いは、スーパーや日本食品店だけにとどまりません。日常の中に自然と溶け込むように、ふと立ち寄ったお店で、さりげなく見つけられるのがうれしいんです。
「懐かしいね」「これ家にあったね」と、誰かと笑い合える時間もまた、こういう場所で生まれるのかもしれません。
世界の“おいしい”が集まるシドニーで
日本人だけでなく、他のアジア圏の方や、地元オーストラリアの人たちも日本食を楽しんでいます。
どのお店もにぎやかで、どこかあたたかい雰囲気。やっぱり“おいしいもの”に国境はないんだなぁと感じます。
そして、シドニーの魅力はそれだけではありません。
ここには本当に、世界中の料理が集まっているんです。
中華・タイ・ギリシャ・イタリアン…毎日が世界旅行!
街を歩けば、聞こえてくる言語も、行き交う人々も、まさに多国籍。
中華料理はもちろん、タイ、ベトナム、韓国、インド、ギリシャ、イタリアン……そしてもちろん、日本食も。
本格的なお店がずらりと並んでいて、どこもレベルが高い。
毎日ちがう国の料理を食べても飽きないのでは?と思うくらい、選択肢が豊富です。
ステーキとワイン、ホットドッグも絶品!オーストラリアの味も忘れずに
もちろん、オーストラリアならではの“おいしさ”もたっぷり。
中でもやっぱり外せないのが、ビーフステーキ!
お肉の旨味がギュッと詰まったステーキは、部位も焼き方も細かく選べて、注文のたびにわくわく。
「全部食べてみたい…!」なんて欲張りな気持ちになっちゃいます。
そして、ワインも種類が豊富。
お肉とワインの組み合わせは、つい背筋が伸びるような特別感があります。
他にも、Samおすすめのホットドッグ屋さん「Harry's Cafe de Wheels」のホットドッグはボリューム満点で、がっつり満足できる1品。
朝食にパンケーキを楽しむ人も多く、日本でもおなじみの「Bills」さんの本店があるのも、実はシドニーなんです。
ふわっふわのパンケーキは、まさに朝から幸せになれる味。
おしゃれなカフェで、現地の人たちと一緒に過ごす朝の時間も、なんだか特別です。
コーヒーとともに過ごす、日々の楽しみ
そして忘れちゃいけないのが、シドニーは“コーヒーの街”でもあるということ。
Cityには至るところにカフェがあり、感覚としては「10メートルごとに1軒あるのでは?」と思うほど。しかも、どのカフェもそれぞれ個性があって、どこで飲んでもおいしい。
最近は、通学前やランチのあと、帰り道など、日常のなかに“コーヒー時間”が自然と入り込んできました。
気候も良くて、人もフレンドリー。そんなオーストラリアの空気の中で、シドニーでの暮らしをひとつひとつ味わいながら、毎日を過ごしています。
ちょっとしたまとめ:異国で見つけた“ほっとする居場所”
異国の地でありながら、どこか“ほっとする居場所”があるということ。 それだけで、心がやわらかくなって、「よし、またがんばろう」と思えるんです。
食べもののちからって、やっぱりすごい。 そんなことを、しみじみと感じる日々です。
これからも、街の様子や現地の人々とのふれあい、そして“世界の食文化”に出会う旅を、少しずつ綴っていきますね。
次回も、どうぞお楽しみに。
ふだんの暮らしのなかに、世界の味の小さな感動!|ほりさんのシドニー滞在記5 - ほりさんの食選択応援Blog