【みそソムリエが語る】味噌汁のすばらしい魅力|心も体も整う、日本の健康スープ
2025/04/14
こんにちは!スポーツ栄養士&みそソムリエのほりさんです。
今回は、日本の伝統的な一杯「みそ汁」の魅力に迫ります。
個人的にも、みそ汁は一番好きな食べ物かもしれません。 栄養も味わいもやさしさも、すべてが詰まった一杯。
みその魅力が詰まったみそ汁、実はとっても奥深いんです!
目次
みそ汁ってどんな料理?
みそ料理といえば、やはり代表格は「みそ汁」。 汁物としてだけでなく、煮物・炒め物・焼き物・隠し味など さまざまな使い道がありますが、日本人の食卓で一番身近なのはみそ汁でしょう。
その始まりは鎌倉時代。武家の食事スタイルを支え、庶民にも広まっていきました。
現代でも、朝ごはんや夕飯に欠かせない、 まさに“毎日の健康を支えるスープ”です。
みそ汁の5つの魅力
1. 栄養バランスが抜群!
みそに含まれるアミノ酸・ビタミン・ミネラルに加え、 具材として野菜・豆腐・海藻・きのこ・卵・魚などを入れることで、 一杯で栄養バランスの整った食事が完成します。
- 消化が良く、体にやさしい
- 水に溶け出した栄養素も逃さず摂れる
- 温かさが体も心もホッとさせる
- 発酵食品+大豆で腸活&睡眠改善にも◎
2. 簡単・時短で作れる!
基本は「だし+みそ+好きな具材」だけ。
10〜15分もあれば完成するうえに、 鍋ひとつでできるから洗い物も最小限。
具だくさんにすれば、ほかのおかずがなくても 大満足のメイン級スープになります。
朝食づくりの救世主、それがみそ汁!
3. レパートリーは無限大!
- 季節の野菜を入れたり
- きのこ、魚介、肉までOK
- 味噌の種類を変えるだけでも風味が変化
- ごま油やカレー粉でアレンジも◎
全国に1000種類以上ある味噌。 具材との組み合わせを考えれば、 何年かかっても飽きないほどのバリエーションが楽しめます!
4. 年齢・性別問わずみんな大好き!
赤ちゃんからお年寄りまで、みそ汁を嫌いな人って少ないですよね。
- 離乳食期は上澄みを
- 高齢者にも食べやすく栄養満点
「やさしさの料理」それがみそ汁。
ごはんとみそ汁の組み合わせは、 まさに日本の“家庭の味”そのものです。
5. コスパ最強!
みその価格は1kgで約500円前後。 1杯の味噌使用量は約10〜15gなので、 なんと1杯あたり5円〜8円程度!(+具材)
満足感・栄養価・保存性すべてを兼ね備えて、 このコストは驚異的!
減り続けるみその消費量、でも海外では人気上昇中!
1970年には1人あたり年間4kgだった味噌の消費量。 2010年には約2kgと、半分にまで減少しています。
原因の一つは「減塩志向」。 でも、前回紹介したように「味噌=高血圧」は誤解も多く、 みそ汁は“むしろ健康に良い”ことが分かっています。
一方、海外では味噌の人気が高まっており、 アメリカ・台湾・中国・オランダなどへ多く輸出され、 現地スーパーでもよく見かけるようになっています。
みそ汁を通じて、世界に和食の魅力が伝わっているんですね!
みそ汁ならではの食材って?
「しじみ」や「わかめ」「油揚げ」「なめこ」など、 みそ汁でよく見る食材って、他の料理ではあまり使わないことも。
例えば:
- しじみ → オルニチン・鉄・ビタミンB群
- わかめ → 食物繊維・ヨウ素・カルシウム
みそ汁を飲まないと、こうした食材の摂取が減ってしまうのも事実。
味噌だけでなく、具材からも 健康にうれしい栄養がしっかり摂れるのが魅力です。
まとめ|毎日の味噌汁が未来の健康をつくる
- 栄養バランス◎
- 簡単・時短・コスパ最高
- 誰にでも愛されるやさしい味
- 食材を無駄なく活かせる
- 世界でも注目されている日本の伝統食
朝の一杯の味噌汁が、あなたの体と心を整えてくれるかもしれません。
「味噌汁マスター」を目指して、毎日の一杯を楽しみましょう!
次回予告
次回は、「手作り味噌」に挑戦します! キットを使って実際に味噌を仕込む様子や、 仕込みのコツ、発酵中の変化について紹介していきます。
お楽しみに!
また、来週中には、手作りみそキットが届くので、
実際に、手作りでみそを作るので、その様子も
お伝えしていきます。
お楽しみに。