ビタミンCの損失が少ない! じゃがいもとピーマンのみそ汁で簡単補給。
2020/01/15
今日から、12月に入りました。
2019年も、残りわずか。
最後の1ヶ月も、体調を崩すことなく、
元気に過ごしていきましょう。
これからの季節は、特に乾燥に注意しましょう。
乾燥によって、知らないうちに細胞や皮膚から、水分が蒸発し、
隠れ脱水にもなりやすいので、潤いは常にキープすること。
免疫力を上げ、インフルエンザ・ノロウイルスに負けない
体づくりをしていきましょう。
さて、先日はインフルエンザ予防に抜群の効果を発揮する
れんこんを使ったみそ汁を紹介しました。
冬の最強インフルエンザ予防食材 れんこんのみそ汁で毎日元気! - ほりさんの食選択応援Blog
本日も、インフルエンザ予防に、おすすめのみそ汁を紹介します。
あなたは、しっかりストレスの対策ができているでしょうか?
目次
ストレス対策には、ビタミンCが欠かせない!
免疫力をアップするために、必要な栄養素や成分はこちら。
- タンパク質
- ビタミンD
- 抗酸化ビタミン (A・C・E)
- LPS (リポポリサッカロイド)
- β-グルカン
免疫力を上げるためには、
- 腸内環境を整える。
- 体を回復させる。
- 基礎代謝を上げる。
- 体温を上げる。
- 活性酸素を除去する。
- ストレスの対処。 etc
いろいろなアプローチがありますが、
活性酸素の除去やストレス対策に欠かせない栄養素が
ビタミンC
コラーゲンの生成や鉄の吸収率アップなどにも関わり、
私たちの健康のためには、欠かせない栄養素です。
ストレスがあなたの不調の原因!?
ストレスは、精神的な疾患だけでなく、
高血圧や胃潰瘍・糖尿病など、
多くの疾患との関連が高いとされています。
ストレスと格闘するホルモンのひとつに
「コルチゾール」があります。
このコルチゾールの生成に関わってくるのが
パントテン酸とビタミンCです。
なので、人がストレスを感じている時は、
いつも以上に、ビタミンCが必要となります。
このストレスに対する対処が、追いつかなくなってくると、
免疫力が低下します。
よく、風邪の時は、口内炎ができやすいですよね。
ストレスの対応次第で、免疫力は変わってきます。
普段の食事からも、ストレスの対応は十分にできるので、
しっかりと必要な栄養素を摂取し、インフルエンザを予防していきましょう。
特にストレスを感じているあなたは、
ビタミンCを積極的に、摂取していきましょう。
熱に弱いことがビタミンCの弱点
ビタミンCは、
積極的に摂取したいのですが、弱点があります。
それは、
熱に弱いこと。
調理の過程において、加熱することで、
ビタミンCは、減少してしまいます。
調理法にもよりますが、鍋でグツグつ煮ると、
約50%も減少します。
しかし、加熱に強いビタミンCが含まれる食材があります。
それは、
芋類
ピーマン
じゃがいものビタミンCが熱に強い理由
芋類のビタミンCが、加熱に強い理由は、
でんぷんが、ビタミンCを守っているためです。
でんぷんによって、酸素や水に触れる部分が少なくなります。
皮付きでも、食べることができるいも類であれば、
皮付きで調理することをおすすめします。
皮にも栄養素が含まれますし、
よりビタミンCも守られます。
また、じゃがいもは、
水から茹でた方が、ビタミンCは、守られます。
時間はかかってしまいますが、
余裕があるときは、水から調理しましょう。
ピーマンのビタミンCも加熱に強い。
ピーマンのビタミンCも加熱に強いです。
ピーマンには、熱に強いビタミンPが含まれ、
このビタミンPの効果によって、ビタミンCが守られています。
ビタミンPとは、ビタミン様物質と呼ばれ、
ヘスペリジンやルチン・エリオシトリンなどの総称です。
このビタミンPは、ビタミンCと相互的に働き、
細菌やウイルスから身を守る働きや
毛細血管を保護する働きがありあます。
野菜の中でも、加熱調理に使うなら、ピーマンがおすすめ。
ビタミンCは、鉄の吸収率をアップするため、
牛肉など、肉類と炒めると貧血の予防に効果あり。
必要な栄養素を十分に摂取するためには、
食材を工夫すること&調理法を工夫することが大切です。
効率よくビタミンC補給 じゃがいもとピーマンのみそ汁
材料はこちら・・・・
- 豚ひき肉
- じゃがいも
- ピーマン
- 米みそ(手前自慢)
- かつおだし
調理法
- かつおだし・じゃがいもを鍋に入れ、ひと煮立ち。
- ピーマンを加える。
- みそをといて、完成。
*じゃがいもを煮るときは、水の状態から。
沸騰したお湯から茹でると、煮崩れしやすくなります。
もし、時短で仕上げたいときは、電子レンジを活用するのもOK.
切ってから茹でるという選択肢もあり。
皮ごと茹でるよりは、栄養素が溶け出しやすいですが、
みそ汁なら問題なし。
今日のみそ汁のポイント
-
じゃがいも・ピーマンでビタミンCを確保。
-
豚ひき肉でタンパク源を確保。
*じゃがいもとピーマンのビタミンCは、熱に強い。
豚肉からも、おいしい出汁が出るので、みそ汁がさらにおいしくなります。
メインのおかずが、魚や卵・豆腐の時などに、
みそ汁にひき肉を使えば、栄養価も、満足感もアップすること間違いなし。
男性や小さなお子様は好きな味に仕上がるでしょう。
*本日の朝食
- 十六穀米
- じゃがいもとピーマンのみそ汁
- キムチ納豆
今回は、カクテキを納豆に混ぜました。
納豆が少し、苦手という方は、
キムチを入れると、食べやすくなるのではないでしょうか。
発酵食品×発酵食品
腸内環境の改善に、おすすめの組み合わせです。
本日の総まとめ
免疫力アップには、ストレス発散。
ストレス対策には、ビタミンC
*芋とピーマンのビタミンCは加熱に強い。
- じゃがいも → 熱に強いビタミンC・オリゴ糖
- ピーマン → 抗酸化作用・熱に強いビタミンC
- 豚ひき肉 → タンパク質
今回は、インフルエンザ予防として、
免疫力をアップするために、ストレスについてまとめました。
その際に、効果的な栄養素がビタミンC!
じゃがいもとピーマンは、加熱にも強いので、みそ汁にもうってつけ。
肉類との相性も良く、豚ひき肉と合わせることで、
食べ応えもあり、おいしく、大満足。
ぜひ、みなさんも試してみてください。
次回は、善玉菌が喜ぶみそ汁を紹介します。
お楽しみに。
See you then!
善玉菌が喜ぶ キャベツとアスパラのみそ汁で腸内環境を整えよう! - ほりさんの食選択応援Blog