春菊畑、始めました|北海道・天塩町“0からの畑日記”#1 草刈り&耕運、想像以上に体力勝負!
2025/06/21
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目次
はじまりは、草を刈るところから
2025年6月10日。
北海道・天塩町で、いよいよ春菊畑の開拓が始まりました!
もともとは、牧草地。
何年も手つかずだったその土地に、まずは草刈りから着手しました。

ここが春菊畑になるのか…?」
目の前に広がる緑に、ちょっと不安とワクワクが混ざった瞬間。

今回の相棒。よろしく

目の前にすると、意外と高さがある、、、

刈って・刈って・刈りまくる
草刈りは、“方向”が命だった
朝から草刈機を手に、ひたすら刈る作業。
体力には自信があるので動き続けるのは問題なし!…ですが。
「刈る方向、これ大事だ…」
草刈り作業そのものは、昔、厚沢部町のかぼちゃ畑でサリーに教わった方法を思い出しながら進めました。
コツは――
右から左に、刃の“9時から12時(左上)”だけを使うイメージで刈ること。
そして、刈り終えたラインを今度は平行に左から右へ戻り、またその次のラインへ…という“往復スタイル”がポイント。
やるまでは、「右から左に刈って、次は左から右に戻せば草も切れる」と思っていましたが…
冷静に考えれば、刃の回転方向は一定。両方向では刈れないんですよね(笑)広告
今回、刈る動作そのものはかなりうまくいった感触がありました。
でも全体の作業の流れとしては、ちょっと反省点も。
特に――
刈った草を集めるのが、とにかく大変!
途中で飽きてしまうほどの地味作業。
「どう効率化すればよかったか?」は、今後の改善点になりそうです。

刈る前と後で、同じ畑とは思えない風景に。
ただ、その後の“集草作業”には正直ちょっと飽きてしまいました…。
耕運機、暴れすぎ問題
午後は耕運。
人生初の耕運機は、YouTubeのイメージとはまったく違う代物でした。
「これ、暴れ馬やん…!」
地面は固く、刃がうまく入らない。スピードは予想以上に速い。
最初の数分は、耕すというより、機械に振り回されている感覚でした。
youtubeでは、1歩1歩ゆっくり進んでいたのに、ほぼダッシュのスピード。
機械を止めるのに必死。
(全然、耕運できてない。笑 一瞬、手で耕すことも脳裏に浮かびました。)


これ本当に畑になるのか?笑 根がびっしりで硬い。

慣れてくると、少しずつ土がほぐれていくのが実感できる。
特に長年牧草だった土は、根が張っていてなかなかの手ごわさでした。
少しずつ、“畑っぽく”なってきたかも
作業が終わるころ、ふと畑を見渡してみる。
草刈り5時間。耕運機3時間。
確かにまだガタガタだけど、
朝よりも“何かが始まってる”感がありました。
「たった1日、されど1日」
地味な作業の積み重ねが、少しずつ景色を変えていく感覚。

汗と土と、少しの達成感。農業、なかなか悪くないかもしれない。
交通費が、やっぱり高い(笑)
最後に恒例(?)の費用振り返りコーナー。
項目 | 金額(目安) |
---|---|
航空券 (羽田-新千歳) | 12,000円 *復路はマイル |
レンタカー(3週間) | 45,000円 |
宿泊 | 21,000円 *天塩町移住者促進住宅 |
種(春菊/インゲン/ほうれん草/パクチーetc) | 約6,000円 |
「畑より高いのは、やっぱり交通費。」
でも、春菊に会うためなら、ちょっとした旅も悪くないと思えてきた。より詳しい準備はこちらの記事を参考に
春菊畑、やるぞ!|北海道・天塩町“0からの畑日記”#0 準備編:畑より高いのは交通費!? - ほりさんの食選択応援Blog

ほりいの所有物は今はこれのみ。ここからDCMで揃えていく。
📣次回予告|苦土石灰&種まき編!
次回は、耕運の続きを終えたあと、
土壌改良として苦土石灰をまきます。さらに、セルトレイへの種まきにも挑戦!
いよいよ“育てる”工程に入っていきますので、お楽しみに。
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