春菊 畑日記 農業

🌱春菊畑、2日目の恵み|北海道・天塩町“0からの畑日記”#2

2025/06/21

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耕運リベンジ&苦土石灰。そして小さな春菊の命をまきました。

昨日の雨が、思いがけず助けになった。

あんなに固かった土が、少ししっとりしていて、耕運機の刃がスッと入っていく。
「これが、恵みの雨ってやつか…」と思わず呟くほど、前回とはまったく違う感覚。

今日は、畑の続きを耕し、pHを測って石灰をまき、セルトレイに春菊の種をまく。
そんな1日でした。

昨日までの畑の様子

pHを測ったら…まさかの差!

朝、耕運の前にpHを測ってみたら、右端が5.2、左が7.0

「ほんとに合ってる…?」と疑いたくなるくらいの差。
とはいえ、数値は数値。今回はChatGPTに相談しながら、
苦土石灰40kg、有機石灰20kgをDCMで購入して土壌改良に取り組むことに。

鍬を買いました。そして、耕運機の深さ調整は“観察と勘”

一部の場所はあまりにも固く、耕運機が入らない場所も…。
そこで、鍬(くわ)を新たに購入。これで少しずつほぐしながら進める。

ChatGPTに「浅く耕してから深く」とアドバイスをもらっていたので、
まずは浅く、そして再度深く。2段階で耕してみることに。

耕運機の深さ調整もよく分からなかったけど、しばらく観察して、
「たぶんこれだろう」という棒を動かしてみたら、ちゃんと変化した(笑)

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結果、前回よりもスムーズに、気持ちよく、耕し終えることができました。

ホームセンターで購入したクワ(1500円くらい。)そのほか、いろんな備品を揃えました。

土が固く、土壌酸度計の先がなくなるということは、この時まだ知らず。笑 1回で壊れるとか、、、

石灰をまいて、再び耕す。ちょっと畑っぽくなってきた

苦土石灰と有機石灰を撒いたら、再度耕運。

刈った草がまだかなり目立つけど、土がふっくらしてきて、
なんだか「畑らしい雰囲気」が漂ってきました。

まぁまぁ、畑っぽくなってきたぞ…!

こういう“ちょっとした見た目の変化”が、嬉しかったりする。

セルトレイに、春菊の種をまく

午後は、春菊の種まき。

まずびっくりしたのが、種の小ささ
当初は1つの穴に3粒ずつ入れようと思っていたけど、無理!
途中からはバラ撒きスタイルに変更(笑)

しかも、種の見た目も意外。
ほんのり青く、角ばった形。丸いイメージだったから驚きでした。

それでも――
こんな小さな種から、冬も越えるような力強い春菊が育つと思うと、
なんだか神秘的にすら感じました。

キツネと牛と、春菊と

種まきをしていたら、ふと視界に野生のキツネ
隣の牧場には牛たちがのんびりと草を食んでいる。

そんな自然豊かな環境で、春菊が育っていくと思うと、なんともワクワクします。

次回予告|1週間寝かせた土に、いよいよ堆肥を投入!

耕運と石灰まきから1週間。
少しずつ空気や雨になじんできた畑の土に、次はいよいよ堆肥を加えて“命の床”をつくる作業へ。

ふかふかの土を目指して、次回も着実に進めていきます!

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