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試合後の食事で差がつく!次戦に向けた回復メニューの基本【糖質・タイミング・補食】〜7つのポイント前半〜

2025/04/17

🏟 はじめに|試合が終わっても、勝負はまだ終わらない!

こんにちは!
甲子園の準決勝では、履正社高校と星稜高校が勝ち進みましたね。
春のリベンジ、夏のドラマ——どんな展開になるか楽しみです。

さて、今回は「試合後の食事」についてご紹介します。

🧠 試合後の食事は“回復”がテーマ

試合後は、身体も心も大きなダメージを受けています。

  • 疲労の回復

  • エネルギー(筋グリコーゲン)の補充

  • メンタルのリフレッシュ

これらを効率よく行うために、何を・いつ・どのくらい食べるかが重要です。

✅ 試合後の食事3つのポイント

① 糖質を最優先で補給しよう!

試合後、最も優先すべきは筋グリコーゲンの回復
筋グリコーゲンは、次の試合や練習でエネルギー源になります。

筋グリコーゲンを作る材料は「糖質」。
まずは、主食(ごはん・パン・麺)をしっかりと食べましょう!

💡ポイント

  • ごはんはお茶碗1杯(150g)で糖質約55g

  • おにぎり1個:約35g/食パン1枚:約26g

  • 芋類・かぼちゃ・果物・煮物の砂糖も立派な糖質源!

筋グリコーゲン

筋グリコーゲン2

② タイミングと量がカギ!

糖質補給は、**「早さ」と「量」**のバランスが重要です。

回復までの時間 優先すべきこと
数時間以内(連戦) とにかく早く!運動後2時間以内に糖質補給
→ 消化吸収の早い食品やゼリーを活用
翌日以降の試合 トータルの糖質量をしっかり確保!
→ 数回に分けてでもOK、1日かけて回復を目指す

📌 推奨量(目安):

  • 運動直後:1〜1.2g/kg 体重/時間
     → 体重75kgなら、1時間で糖質75〜90g

  • 24時間以内:7〜12g/kg 体重/日
     → 体重75kgなら、1日で525〜900g!

🍽 主食+果物+味噌汁にそうめん+煮物=組み合わせて量を確保しよう!

お米 1合

③ 補食をうまく使おう!

疲れて食べられないとき、時間が空くとき、補食が力を発揮します!

  • コンビニのおにぎり、サンドイッチ

  • バナナ、ゼリー飲料

  • 手作りのミニ弁当やエネルギーバー

💡補食の注意点

  • あくまで「補うもの」。食べすぎて夕食が入らないのはNG!

  • 消化にやさしく、持ち運びやすいものを選ぼう

  • 夏場は衛生面も配慮してコンビニ等を活用するのも◎

📝 まとめ|「試合後の食事」3大ポイント

糖質を最優先!主食中心のメニューを
タイミングと量を調整して効率よく回復!
補食をうまく活用して、エネルギー量を確保しよう

📣 次回予告

残りの「試合後の食事ポイント④〜⑦」も順次公開予定です。
たとえば…

  • タンパク質の摂取タイミング

  • ビタミン・ミネラル補給の工夫

  • メンタル回復に役立つ食材

  • 水分・塩分補給の重要性 など!

疑問やご相談があればお気軽にどうぞ!

▶ お問い合わせはこちら: https://hori3.com/contact/

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