キャベツ&ネバネバのみそ汁 胃腸が喜ぶ最強コラボ。
2020/01/17
今日は、今年1番の寒さでしたね。
明日は、関東の平野部でも積雪の可能性があるみたいです。
外出の際は、暖かい格好で。
先日は、胃腸が喜ぶ消化の良い、みそ汁を紹介しました。
消化の負担を少なくすることで、胃腸を元気にし、
善玉菌が働きやすい環境を作ることをお伝えしました。
かぶと豆腐のみそ汁で胃腸スッキリ! 胃腸を整え、きれいな腸をGet - ほりさんの食選択応援Blog
本日も胃腸が喜ぶ、消化の良いみそ汁を紹介します。
これからの忘年会シーズンには欠かせないみそ汁になりました。
目次
キャベツのビタミン&オクラのネバネバで胃腸スッキリ!
キャベツの魅力は、なんといっても、
胃腸にやさしい「キャベジン」という栄養素が含まれること。
キャベジンとは、キャベツ特有の栄養素で、ビタミンUとも言われます。
キャベジンは、胃や腸の粘膜の保護や、胸焼けの予防に効果があります。
揚げ物の付け合わせにも、よくキャベツが使われるのも納得です。
胃腸が疲れているなと感じているときは、キャベツのみそ汁がおすすめ。
1度胃腸を休めて、回復させましょう。
ネバネバ食品で胃腸を守ろう!
さらに、胃腸をスッキリさせるために、効果的な食べ物がもう1つ。
それは、「ネバネバ食品」です。
なぜ、このネバネバが良いかというと、
ズバリ、胃の粘膜を保護してくれるから。
免疫力アップでも、お伝えしましたが、
粘膜や皮膚は、最初のバリア機能です。
細菌やウイルスの体内侵入を防ぎます。
ネバネバ食品といえば、
- 納豆
- 山芋
- 里芋
- めかぶ
- オクラ
- モロヘイヤ
- 明日葉
- つるむらさき etc
ネバネバの野菜の調理ポイントは、
刻んで、刻んで、刻む。
刻めば刻むほど、ネバネバは増します。
今回は、オクラを使用しました。
胡麻和えやおひたしなど、副菜でも使い勝手が良いです。
牛肉や豚肉などと一緒に炒めても、おいしいです。
もちろん、みそ汁にしても、おいしいです。
オクラは、β-カロテンやカリウム・カルシウムも豊富です。
オクラの旬は、夏ですが、1年中出回っており、
冷凍であれば、コンビニでも購入できます。
みずみずしくが故に、傷みやすい食材なので、
新鮮なものを購入し、余ったら冷凍保存がおすすめです。
小口切りにして、冷凍しておけば、そのまま使えて、便利です。
生で冷凍しても、OK.
15秒ほど茹でてから、冷凍すると、より食感の変化も少なくなります。
お好みで使い分けてください。
キャベツとオクラのみそ汁で胃腸スッキリ!
材料はこちら・・・
- 油揚げ
- キャベツ
- オクラ
- たまねぎ
- わかめ
- 豆みそ (赤だしみそ)
- かつおだし (茅乃舎)
調理法
- 水+かつおだしを破って火にかける。
- 材料をすべて、入れる。
- 赤だしみそを溶いて、完成。
*余ったオクラは、冷凍することで、長持ち。
小口切りにして、保存しておけば、なんでも、すぐに使えます。
コンビニでも、刻みオクラが手に入ります。
病院で勤務していた時も、オクラは冷凍のものでした。
今日のみそ汁のポイント
-
キャベツのキャベジンで胃腸スッキリ。
-
オクラのネバネバで、粘膜を保護。
-
たまねぎでオリゴ糖確保。
-
わかめ・豆みそは食物繊維たっぷり。
*キャベツ・オクラ・たまねぎ・わかめ・油揚げ。
普段と同じような材料の組み合わせでも、みそを変えるだけで、
全く違うみそ汁に変化します。
関東の方は、あまり豆みそに馴染みがないかもしれませんが、
新しい発見もあり、面白い食材だと思います。
*本日の朝食
- 十六穀米
- キャベツとオクラのみそ汁
- たまごタレ納豆
本日は、たまごタレ納豆を食べました。
先日も少し、紹介しましたが、
納豆×生卵の組み合わせはNG
その理由は、
ビオチンの吸収を妨げるからです。
生卵の白身に含まれる「アビジン」というタンパク質が、
納豆に含まれるビオチンと結びつき、吸収が悪くなると言われています。
(白身を加熱すると、問題なし。)
ビオチンは、肌や髪・爪などの健康を保ち、
美容・アンチエイジングに効果的な水溶性のビタミンです。
なるほど。
ビオチンの吸収を考えると、あまり効率がよくないということですね。
しかし、
そんなに気にする必要はありません。
この組み合わせが好きな方は、卵×納豆を楽しみましょう。
タンパク質もしっかり摂取できます。
大量に生卵を食べなければ、
ビオチンが欠乏することは、まず、ありません。
なぜなら・・・・・
ビオチンは腸内で生成されるから。
腸内でもビオチンを作ることはできるので、
私たちが、普通に生活していて欠乏症になることは
ほとんど、ありません。
心配無用。
「いやいや、美容のためにビオチンを大量に摂取する。」
きれいになるために、その意気込みは、すばらしいのですが、
残念ながら、ビオチンを大量に摂取しても、あまり意味がありません。
ビオチンは、水溶性のビタミンなので、
大量に摂取しても、吸収されず、余った分は、体外に排出されます。
以上のことから、ビオチンを効率よく吸収したいということであれば、
納豆×生卵の組み合わせは、避けても良いと思います。
しかし、そこまで、気にする必要はありません。
そもそも、ビオチンは欠乏することはない栄養素です。
そして、過剰に摂取しても、排出されます。
むしろ、納豆×生卵でタンパク質を強化できます。
1日の食事を振り返ってみて、タンパク質が不足しやすい方や
体づくりのために、タンパク質が多く必要な方は、
取り入れても良いのではないでしょうか。
自分の生活スタイルや目的によって、食事も選択していきましょう。
納豆×生卵に関しては、そこまで悩む必要はありません。
あなたの思うままに。
本日の総まとめ
ネバネバ食品で胃腸の粘膜を保護。
*胃腸を元気にすることで、腸内環境も整える。
- キャベツ → 食物繊維・キャベジン
- オクラ → ねべねば・粘膜の保護・β-カロテン
- 油揚げ → タンパク質・カルシウム
- わかめ → 食物繊維
今回は、胃腸が喜ぶみそ汁ということで、
胃腸スッキリに役立つみそ汁を紹介しました。
胃腸を元気にして、善玉菌に元気に働いてもらいましょう。
明日も、胃腸にやさしいネバネバみそ汁を紹介します。
お楽しみに。
See you then!