試合前の食事のポイント 〜前日の夕食でライバルと差をつけよう〜
2020/02/22
試合前日の夕食。
みなさんなら、何を食べますか?
本番でしっかり、力を発揮するために前日から準備していきましょう。
今日は試合前の夕食のポイントを再度まとめてみました。
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
本番で力を発揮するための食事 3つの食事ポイント
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糖質中心のメニューでエネルギー源を確保しよう。
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消化の良い食事を心がけよう。
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腹痛の原因になる食べ物は避けよう。
1.糖質中心のメニューでエネルギー源を確保しよう。
試合で最高のパフォーマンスをするためには
まず、体を動かすためのエネルギー源が必要です。
栄養素のなかでは、主に糖質(炭水化物)が体を動かすためのエネルギー源となります。
このエネルギー源が少ないと試合中のスタミナ切れや集中力の低下につながります。
しっかり、エネルギー源を確保するために、
ご飯やパン・麺などの糖質(炭水化物)をいつもより多めに食べましょう。
試合前の食事は、いかに糖質を確保できるか。
糖質の確保が最優先!
こちらを忘れないでください。
また、体がエネルギー源を効率よく使うために、
ビタミンB1もうまく取り入れていきましょう。
ビタミンB1は、糖質をエネルギー源に変える役目をします。
ビタミンB1が不足すると、糖質のエネルギー代謝がうまく行われません。
そのため、エネルギー源も蓄えることができず、疲労もたまりやすく、
次の日のパフォーマンスにも影響する可能性があります。
いくら、ガソリンを蓄えても、
そのガソリンが使えなければ、全く意味がありません。
糖質をエネルギー源に変えていくためにも、
ビタミンB群の摂取も意識していきましょう。
大切な栄養素
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糖質(炭水化物)
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ビタミンB1
2.消化の良い食事を心がけよう。
次の日に向け、しっかり休養するために夕食は消化の良いものを食べましょう。
消化に時間がかかってしまうと内臓の負担になり、体が休まりません。
気持ちよく寝るためにも消化の良い食事を心がけましょう。
消化の良い食事のポイントは、
脂質をいつもより、少なくすること。
揚げ物や肉の脂身・マヨネーズなどの油をいつもより少なくしましょう。
また、消化を良くするために、よく噛んで食べることも大切です。
できれば、寝る3〜4時間前までに夕食は終わらせるとよいでしょう。
試合前の緊張で消化吸収能力が低下することもあるので注意しましょう。
注意する食べ物
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油
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肉などの脂身
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揚げ物
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スナック菓子
3.腹痛の原因になる食べ物は避けよう。
試合中に腹痛を起こさないためにも、いつも以上に安全面・衛生面に注意しましょう。
試合前日・当日は生物(なまもの)を避けましょう。
しっかり、火を入れた食べ物の方が安心です。
特に刺身や貝類、生卵などは食べない方がよいでしょう。
生野菜も試合前はあまり意識して食べなくてもよいです。
また、食物繊維が豊富な食べ物は
お腹にガスがたまる原因
豆類・サツマイモ・ごぼうなどの食べ過ぎには注意しましょう。
また、香辛料が多いものも下痢の原因となるので気をつけましょう。
この日ばかりは、冷たい牛乳も控えめにしましょう。
お腹が冷える原因となります。
試合前は食べ慣れた食事で、
食べたくないものは避けて
気持ちを高めていきましょう。
注意する食べ物
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生物(なまもの)
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貝類
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豆類
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香辛料
試合前の夕食のまとめ
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糖質中心のメニューでエネルギー源を確保しよう。
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消化の良い食事を心がけよう。
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腹痛の原因になる食べ物は避けよう。
すべては試合で力を発揮して勝つために。
これまでの練習、積み重ねてきた努力は嘘をつきません。
あとは本番で自分の力を発揮するだけ。
様々なプレッシャー。応援してくださるみなさんの期待。
いろんなものを抱え、いざ本番。
後悔しないためにも、試合前の準備もしっかりと。
より詳しい内容はこちらにまとめてあります。
試合前の食事1 〜最高のパフォーマンスを発揮する食事〜 - ほりさんの食選択応援Blog
次回、試合前の食事のメニューを考えるコツを紹介していきます。
献立を考える際の参考にしてみてください。
試合前の食事のポイント 〜メニューを考えるコツ〜 - ほりさんの食選択応援Blog