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試合前夜の勝負メシ!高校生アスリートにおすすめの夕食メニューとは?【親子丼でエネルギー補給】

2025/04/17

夏といえば、やっぱり高校野球。
7月に入り、全国各地で甲子園を目指す熱い戦いが始まっています。

「本番で、選手が最高のパフォーマンスを出してほしい」
そんな思いを込めて、食事でサポートしたい——。

今回は、管理栄養士である私が、もし「明日試合に出る」としたら?という想定で、試合前夜の理想の夕食を考えてみました。

🍚 試合前夜の勝負メシ|親子丼定食でエネルギー補給!

メニュー構成

  • 親子丼

  • たらとかぶのみぞれ煮

  • じゃがいもと玉ねぎの味噌汁

  • オレンジ

親子丼定食

◎親子丼

脂質が少なく、消化も良い親子丼は、試合前夜の定番メニュー。
特に卵は「半熟派」でも、この日だけはしっかり火を通しましょう。
腹痛リスクを避け、「安心・安全」を第一に!

【材料例】

  • ごはん

  • 鶏肉 60g

  • 卵 2個

  • たまねぎ、三つ葉

  • 調味料(酒・しょうゆ・みりん・砂糖・だし)

親子丼

◎たらとかぶのみぞれ煮

かぶや大根には消化酵素が含まれており、胃にやさしく負担が少ない副菜。
たらは脂質が少なく、試合前でも安心して食べられる魚の代表格。

たらのみぞれに

◎じゃがいもと玉ねぎの味噌汁

じゃがいもからは糖質、味噌からは塩分・発酵の力で、体を内側から温めてくれます。

じゃがいもの味噌汁

◎オレンジ

ビタミンCで疲労回復&免疫サポート。
果物を加えることで、彩りも栄養バランスもアップ!

オレンジ

🔑 ポイント①:しっかり糖質をとろう

試合前日の夕食では、糖質の確保が最優先
どんぶりスタイルなら、ごはんの量を無理なく確保でき、自然にエネルギーをチャージできます。

🔑 ポイント②:消化の良さで睡眠の質を上げよう

次の日、全力で動けるようにするには、
「エネルギーを補給すること」だけでなく、「体をしっかり休めること」も大切です。

睡眠の質を上げるには、胃腸への負担を減らすことがカギ。

▶おすすめの工夫

  • 夕食は、就寝の3〜4時間前までに済ませる

  • よく噛んで食べる

  • 脂質・油は控えめ

  • かぶ・大根・豆腐・タラなど、消化に優しい食材を選ぶ

💤 「眠れない」夜は、目を閉じて体を休めよう

試合前夜、緊張してなかなか寝つけないこともあります。
でも、焦らなくて大丈夫。目を閉じて体を横にするだけでも、十分に回復につながります。

📌 まとめ:試合前夜は「安心・安全・エネルギー補給」がテーマ

食事はもちろん、睡眠や気持ちの持ち方も含めて、試合前夜の過ごし方が翌日のパフォーマンスを左右します。

「どんな食材を、どう組み合わせるか?」
基本の考え方さえ身につけば、バリエーションは無限大!

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