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試合当日の朝は何を食べる?パフォーマンスを引き出す朝食の摂り方【食べるタイミングも解説】

2025/04/17

🌞 はじめに|試合当日の朝、何をどう食べる?

いよいよ夏の大会シーズン到来!
甲子園を目指す熱い戦いが、各地でスタートしています。

サポートしているチームも、まもなく初戦を迎えます。
残り数日、**「最高の準備」**を整えて、試合に臨んでいきましょう。

そんな中でよく聞かれるのが、この質問。

「試合当日の朝は何を食べたらいいですか?」

みなさんは、どう答えますか?

🧠 試合当日の食事は「時間軸」で考える!

「糖質中心がいい」とよく言われますが、
大切なのは “何を食べるか”+“いつ食べるか” のバランス。

エネルギーとして使うには、食べてすぐではなく、消化吸収の時間が必要です。
だからこそ、試合時間をもとに逆算することが重要です。

糖質

⏰ 試合当日の食事タイムスケジュール(目安)

試合開始 食事内容
4時間前 糖質中心の食事(タンパク質もOK)
例:ごはん+魚・卵・味噌汁など
3時間前 消化の良い主食中心
例:おにぎり、うどん、カステラ、パンなど
2時間前 バナナ・どら焼き・おにぎり(軽め)
1時間前 ゼリー飲料など吸収の早い糖質
1時間以内 スポーツドリンクなど液体補給

※時間が経つにつれて、固形物→半固形→液体へと移行させるのが基本です。

🙅‍♂️ よくある勘違い

「今日は試合だから、朝食はゼリーにしました!」

この言葉、たまに耳にします。
ゼリーも立派な補食ですが、朝食がゼリーだけではエネルギーが足りません!

試合まで3~4時間あるなら、しっかりした朝食を食べてエネルギーを蓄えましょう。

📚 応用:午後試合の日の朝ごはんは?

たとえば試合が13:00スタートの場合。

  • 朝7:00|ごはん+味噌汁+卵焼きなどしっかり食べる

  • 10:00|バナナ or 軽食

  • 12:00前後|ゼリー+ドリンク

このように、時間ごとに分けて段階的に補っていくことがベストです!

💤 試合当日のリズムは“前夜”から始まっている

  • 朝食を6:00に食べるなら、5:30には起床

  • 起床時間から逆算して、前夜は21:30~22:00には就寝

  • 夕食は就寝の3~4時間前までに済ませる

つまり、試合日の生活リズムを意識するのは、前日の夜から!

🎯 指導者や保護者へのお願い

試合時間に合わせて、食事・起床・練習量を調整するには、
最低でも2週間前からの準備が必要です。

部活動の練習内容や学校の時間割も、
可能な範囲で調整できると、選手のコンディションは大きく変わります。

試合前日の午後は授業を早退して休息にあてるなど、
食事・睡眠・準備の時間確保が結果に直結する場合もあります。

✅まとめ|食べ方次第でパフォーマンスは変わる!

  • 試合時間に合わせて食事内容を逆算する!

  • 固形→ゼリー→ドリンクとステージを分ける!

  • 朝食を抜かず、時間を調整して食べる!

  • 生活リズムごと調整しよう!

▶ ご質問はお気軽に!

この記事を読んで疑問が出てきた方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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食事は試合の勝敗を左右する“見えない戦力”。
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