タンパク質&ビタミンが豊富なスーパー食材 鮭のちゃんちゃん焼き風弁当
2020/02/02
前回は、体づくりにおすすめの豚肉を使ったお弁当を紹介しました。
豚肉は、タンパク質だけでなく、ビタミンB群も豊富な食材です。
アスリートのみなさんは、豚肉を積極的に使っていきましょう!
体づくりにも、疲労回復にもおすすめ! 豚のしょうが焼き弁当 - ほりさんの食選択応援Blog
今回は魚を使ったお弁当にしてみました。
体づくりには、必要な栄養素がたくさん含まれる鮭をメインにしました。
目次
鮭は、タンパク質&ビタミンが豊富なスーパーフード!
鮭はお弁当にも人気の具材。
安価で手に入れやすい食材でもあります。
そんな鮭ですが、あらゆる栄養がたっぷりの食材です。
タンパク質だけでなく、ビタミンB群やビタミンEなども豊富なので、
強い体を作るためには、必須の食材です!
鮭はビタミンB群が豊富。
鮭にはビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は、疲労回復や体のエネルギー代謝にも役立つ栄養素です。
糖質やタンパク質などを十分に摂取することが大切ですが、
さらなるレベルアップを図るには、摂取した栄養素をいかに、
体に生かしていくかを考える必要があります。
ポイント
ビタミンやミネラルを十分に摂取することで、吸収率を上げていこう!
効率よく、体づくりをするためやコンディションを整える上でも、
ビタミン・ミネラルはとても大切です。
鮭は、抗酸化作用が強いアスタキサンチンが豊富!
鮭の身はピンク色していますが、実は白身魚なんです。
このピンク色の正体こそが、天然の赤い色素「アスタキサンチン」です。
他にもいくらやカニ・エビなどにも含まれています。
アスタキサンチンは非常に抗酸化作用が強いです!
その効果は、なんと
ビタミンCの3000倍・ビタミンEの約1000倍
鮭は成長して大きくなると川を上るのはみなさんご存知ですよね?
川の流れに逆らって上っていくので、鮭自身も大きなエネルギーを消費しています。
それと、同時に鮭の体内にも活性酸素が生み出されます。
この活性酸素から身を守るために、
鮭は、筋肉の中にアスタキサンチンを溜め込んでいます。
だから、鮭はアスタキサンチンが豊富なんですね。
抗酸化作用によって、活性酸素を除去し、肌や細胞の老化を防ぎます。
運動によるストレスや紫外線を多く浴びやすいアスリートは、
一般の方以上に、活性酸素による体の老化に注意しなければなりません。
私たちの体内も、活性酸素を毎日発生させています。
老化を防ぐためにも、免疫力をアップするためにも、
そして、疲労回復のためにも、鮭の力を借りましょう。
またアスタキサンチンはお肌にも効果的。
目指せ美肌!
DHAたっぷり 鯖缶と絹さやのみそ汁で冬も、お肌ツヤツヤ! - ほりさんの食選択応援Blog
なんと、鮭には、オメガ3必須脂肪酸も含まれる。
オメガ3必須脂肪酸は、高血圧や高コレステロールなど
様々な症状の改善に役立つといわれています。
鮭にはオメガ3系必須脂肪酸である
EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれています。
その他、青魚にも多く含まれています。
積極的に摂取していきましょう。
その他にも、ミネラルやビタミンA・D・E・たんぱく質が豊富な鮭。
ちゃんちゃん焼き風にすれば、
野菜類やいも類・きのこ類も無理なく摂取することができます。
お弁当だけでなく、夕食の主菜としてもおすすめです。
体脂肪が気になる方は、ホイル焼きにすればよりヘルシーに摂取可能です。
ぜひ、お試しください。
ごはんがすすむ鮭のちゃんちゃん焼き風弁当
献立
- ごはん(300g)
- 鮭のちゃんちゃん焼き風
- 切り干し大根炒め煮
- ほうれん草とえのきの和え物
- ミニトマト
- まごわやさしいふりかけ
鮭のちゃんちゃん焼き風
材料
- 鮭 1切れ
- キャベツ 20g
- 玉ねぎ 5g
- じゃがいも 5g
- ピーマン 3g
- 味噌 5g
- 酒 小さじ1
- みりん 小さじ1
- にんにくすりおろし 2g
- 砂糖 小さじ1
- バター 5g
- 油 1g
ポイント
-
鮭に少し焼き目がついたら、野菜を加えて蒸し焼きに。
-
仕上げにバターをからませる。
-
いも類を加えて糖質アップ!!
切り干し大根炒め煮
- 切り干し大根 10g
- 豚肉 10g
- 人参 3g
- 油揚げ 3g
- 干ししいたけ 2g
- 芽ひじき 2g
- しょうゆ 小さじ2
- 酒 小さじ1
- みりん 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 出汁 50g
- 油 1g
ポイント
-
干ししいたけの戻し汁も一緒に加える。
-
冷めても味がしみておいしい。
-
切り干し大根で鉄・カルシウムも強化。
ほうれん草とえのきの和え物
- ほうれん草 20g
- えのき 5g
- すりごま 2g
- めんつゆ 小さじ1
ポイント
-
すりごまが汁気を吸ってくれるため、お弁当にも安心。
いつでも、まごわやさしいを意識しよう。
今回も、まごわやさしいふりかけという反則技を使いましたが、
それ以外の献立でも「まごわやさしい」を取り入れています。
探してみてくださいね。
まごわやさしいを意識すれば、より栄養バランスの整ったお弁当になります。
また今回は切り干し大根の炒め煮に豚肉・油揚げを入れアスリートの副菜に。
ちょとしたひと工夫で、より多くの栄養素が摂取できるのでまた参考にしてみてください。
本日のまとめ&ちょこっと献立アドバイス
「鮭は、体づくりには欠かせないスーパーフード!」
*タンパク質・ビタミン類・抗酸化作用・オメガ3
ちょこっとアドバイス
-
タンパク源を2種類以上組み合わせる。(主菜&副菜)
-
切り干し大根は、鉄・カルシウムが豊富。
-
すりごまは、栄養価アップだけでなく、衛生面でも役立つ。(汁気をカット)
次回は、貧血予防におすすめのお弁当を紹介します。
お楽しみに!
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