【富山の郷土料理】きゅうりの味噌汁!?知られざる夏の定番メニュー
2025/05/25
広告
目次
「えっ、きゅうりを味噌汁に?」富山ではこれが当たり前なんです
味噌汁といえば、豆腐やわかめ、じゃがいもや大根が定番。
でも富山では、**夏になると“きゅうりの味噌汁”**が登場します。
きゅうりと味噌汁…最初に聞いたときは、正直「合うの?」と思っていました。
でも実家で出てくるのは当たり前で、**冷蔵庫にあるものですっと作れる“夏の定番家庭料理”**なんです。
冷房がない時代、冷たい井戸水で冷やしたきゅうりと、優しい味噌の風味が、暑さで食欲がない時にもぴったり。
今でもふと食べたくなる、そんな懐かしい味です。
実家の味、きゅうりの味噌汁
私の実家は富山県。夏になると、畑できゅうりがどんどん実ります。
近所から「食べきれんから持っていかれ〜」と大量にいただくことも。
そんなとき、母がよく作ってくれたのがきゅうりの味噌汁でした。
輪切りにしたきゅうりを、さっと煮て、味噌を溶かすだけ。
油揚げやなすが一緒に入ることもありますが、主役はあくまで「きゅうり」。
きゅうり=生野菜、だけじゃない! 富山流の食べ方に驚き
一般的にはサラダや酢の物で食べる「きゅうり」ですが、富山では味噌汁の具としても立派な主役。
我が家では、ちょっと贅沢にするときは、皮を少しむき、種をスプーンで軽く取ってスライス。
すり身や白えび、カワハギなどの魚と一緒に煮込むのが定番です。
\おすすめ組み合わせ/
白えび × きゅうり × 米みそ → 上品な甘みが最高!
広告
我が家では、皮を少し向いて、縦に半分にします。
その後、きゅうりの種の部分をスプーンで少し削ります。
そして、スライスや乱切りにして、使います。
味のイメージがつかない?→食感は冬瓜、味は魚の旨味を引き立てる名脇役
「きゅうりを加熱するとどうなるの?」
答えは、“とろっと、ほくほく”。
クセがなく、魚介のだしとよく合います。
目をつぶって食べたら、きゅうりだと気づかないかも!?
魚の旨味を吸った、きゅうりのやさしい味。
冬瓜のような食感で、寒い季節にもぴったりです。
焼いたカワハギもたまらない。
身がほくほくで最高。
しかも、この大きさの切り身3つで、298円。
コスパも最高。
好きな焼き魚ランキングでも、個人的には、5本の指に入ります。
富山県に住むのも悪くないですよ!!
富山の味噌汁が美味しい理由は「水」と「すり身」
実家で味噌汁を作って気づいたこと。それは…
「水が違うと、味が変わる!」
富山は水道水がとてもおいしい。
そして「みぎす(ニギス)」のすり身もスーパーで手軽に手に入ります。
✔ 低脂肪・高たんぱく
✔ カルシウム豊富(骨ごとすりつぶし)
✔ 出汁も出るので一石三鳥!
東京ではなかなか手に入りませんが、アンテナショップなどで見かけたら即ゲットがおすすめです。
【レシピ】富山風|きゅうりとすり身の味噌汁
材料(2人分)
・きゅうり…1本(スライス)
・すり身(みぎす)…適量
・絹ごし豆腐…1/4丁
・米みそ…大さじ1.5〜2
・かつおだし…400ml
作り方
-
鍋にだしを入れて沸騰させる
-
すり身→きゅうり→豆腐の順に加える
-
火が通ったら味噌を溶いて完成!
今日のまとめ|“きゅうりの味噌汁”、だまされたと思って一度試して!
✅ きゅうりは火を通すと“ほくほく”に
✅ 魚介と相性バツグン
✅ 低脂肪・高たんぱくで栄養も満点
一度食べれば「え?なにこれ、普通においしいじゃん」と思えるはず。
富山の家庭の味、ぜひ一度ご自宅でも試してみてください。
コロナに負けるな! 豚肉と酒粕の免疫力アップみそ汁 - ほりさんの食選択応援Blog
📩 栄養相談・セミナーのご依頼はこちらから!
▶ お問い合わせページ