牛肉は、筋肉・血液の源 ごはんがすすむ牛しぐれ煮弁当
2020/02/13
1月も、残すはあと1日。
冬のトレーニング期も残り1ヶ月といったところでしょうか。
3月に入ると、いよいよ実践的な練習も増えてきて、
現在より、トレーンングの量は減っていくことが予想されるので、
今のうちに、強い体を作り、春からは、怪我なく、一気に駆け抜けましょう!
先日は、冬の魚の代表「ぶり」を使ったお弁当を紹介しました。
ぶりには、タンパク質だけでなく、ビタミン・ミネラル・DHA・EPAなど、
体づくりに必要な栄養素がたっぷりと入っています。
冬に一押しの食材です。
冬のぶりは、体づくりにおすすめ! ぶりのスタミナ照り焼き弁当 - ほりさんの食選択応援Blog
そして、本日は、ごはんがすすむ、甘辛い牛肉のしぐれ煮弁当を紹介します。
春に向けて、トレーニングも、もうひと踏ん張り。
鍛えた身体をしっかり自分のものにして、
パフォーマンス向上につなげていきましょう!
そのためには、食事から、しっかり栄養補給していきましょう。
目次
牛肉は、体づくりに欠かせない食材! 筋肉と血の源。
牛肉といえば焼肉・しゃぶしゃぶ・ステーキ。
焼肉だとテンションが上がるのは私だけでしょうか?笑
牛肉に多い栄養素といえば、タンパク質。
そのように、想像される方も多いのではないでしょうか?
その通り、牛肉には、タンパク質が豊富に含まれています。
そして、それだけでなく、
牛肉には、ビタミンB群・鉄・カルニチンなどの栄養素も多く含まれます。
これらの点からも、牛肉は、身体を作っていく上では欠かせない食材なのです。
牛ヒレ・牛モモ肉が体づくりにおすすめの理由
「牛肉は太る」
そのように、イメージする方もいらっしゃいます。
確かに、牛肉の中でもカルビやサーロインなどは脂質も高く、
カロリーも高いですが、部位よって牛肉はカロリーも栄養価も異なります。
牛肉の中でも、牛ヒレ肉は体づくりにおすすめです。
- 脂質が少ない。
- タンパク質が豊富。
- 鉄分が多い。
- ビタミンB群が多い。
牛モモ肉も、脂質が少なく、タンパク質・ビタミンが豊富です。
身体を作っていく上では、牛肉の中でも、
積極的に赤色の部位を取り入れていくことがおすすめです。
牛肉に多いビタミンB2は、
成長を促進する効果や皮膚・粘膜の保護の作用があります。
さらに、別名「美容ビタミン」ともいわれるほど、
美容効果が高く、女性にもおすすめの食材なのです。
貧血予防にも牛ヒレ肉が効果的
牛ヒレ肉には鉄分が多く含まれています。
鉄の中でもヘム鉄という鉄が多く含まれています。
このヘム鉄の最大の特徴は、
吸収率が高い。
鉄には、動物性食品に多く含まれるヘム鉄と
植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄の2種類があります。
ヘム鉄の吸収率が、約30%に対し、
非ヘム鉄の吸収率は、約7%。
貧血予防や血液を作っていく上では、
動物性食品に多く含まれるヘム鉄を積極的に摂取すること!
普段、厳しいトレーニングをこなしているアスリートにとっても、
血液の材料となる鉄は、非常に重要な栄養素です。
酸素を運ぶだけではなく、エネルギー生産にも関わってくるため、
不足すると疲労の蓄積が早くなったり、スタミナ切れなどにもつながります。
また、血液が、栄養分・酸素・熱などを体の隅々まで運びます。
血液量が不足することや、血液の質が悪くなることで、
パフォーマンスにも影響が出てきます。
普段から運動量が多いアスリートの方々は、
一般の方以上に鉄分の必要量は多くなります。
特に陸上競技や水泳競技に関わる女性アスリートの方は意識して、
鉄分を補給していただきたいです。
おすすめの食材は、ズバリ、牛ヒレ・牛もも肉です。
牛肉には、脂肪を燃やすカルニチンがたっぷり。
牛肉にはカルニチンが多く含まれています。
このカルニチンには、なんと脂肪を燃焼する効果があります。
余分な脂肪をエネルギー源に変え、血中の中性脂肪を下げ、
コレステロールを下げてくれる働きもあるため、
ダイエットにも効果的です。
ごはんが止まらない。牛肉のしぐれ煮弁当
献立
- ごはん(300g)
- 牛肉のしぐれ煮
- 水菜の海鮮炒め
- ほうれん草と湯葉のわさび和え
- ミニトマト
牛肉のしぐれ煮(2人前)
- 牛こま肉 120g
- ごぼう 20g
- えのきたけ 20g
- しょうが 5g
- 白ごま 3g
- 酒 大さじ2
- 濃口醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 砂糖orザラメ 大さじ1
- 水 1カップ
ポイント
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保存性も高く、常備菜としてもおすすめ。
-
冷めてもおいしく食べたい時は、気持ち味付けを濃いめに。
-
煮汁を作り、1度煮詰めてから牛肉をさっと入れる。(肉が硬くならない)
-
えのきとごぼうを追加し、食物繊維アップ。
水菜の海鮮炒め(2人前)
- シーフドミックス(えび・いか・あさり) 40g
- 水菜 30g
- にんじん 20g
- ねぎ 20g
- 紹興酒 小さじ2
- 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1
- 塩 少々
- 黒胡椒 少々
- ごま油 小さじ2
ポイント
-
旬の水菜は栄養価も豊富。
-
さっと炒めて歯ごたえもシャキシャキに。
-
シーフドミックスは1度湯通しして、臭みを消す。
ほうれん草と湯葉のわさび和え(2人前)
- ほうれん草 80g
- 乾燥湯葉 3g
- めんつゆ 小さじ2
- ねりわさび 少々
ポイント
-
乾燥湯葉でタンパク質アップ。
-
わさびでアクセント。
-
ほうれん草は、今が旬で栄養価も抜群。
牛肉は、タンパク質・ビタミンB群・鉄が多く、体づくりの強い味方です。
さらに、アミノ酸スコアも100点です。
ビタミンB群も多く、鉄分も多い牛肉は体づくりには、欠かせない食材です。
牛肉を積極的に取り入れ、筋肉・血液と強化していき、
パフォーマンスの向上につなげていきましょう!
本日のまとめ&ちょこっと献立アドバイス
「牛肉は、筋肉と血液の源」
*タンパク質だけでなく、鉄分、ビタミンB群もたっぷりです。
体づくりには、本当におすすめの食材。
ちょこっとアドバイス
-
貧血予防のためには、動物性食品をしっかり食べること!
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体づくりには、1食で肉・魚・卵・大豆製品・乳製品から最低でも2種類は食べること。
-
冷めてもおいしくするには、気持ち味付けを濃くすること。
次回は、発酵食品を使ったお弁当を紹介します。
放置するだけで、あら不思議。
お肉が柔らかくなり、余計な味付けも不要。
塩麹の魅力も紹介します。
お楽しみに!
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