第2回 酒田東高校野球部 栄養セミナー
先日、山形県立酒田東高校野球部の選手、保護者のみなさまに「朝食を充実させて、戦う体を作ろう」というテーマで、この冬に取り組むべきこと、朝食を食べるために必要なこと、朝食を充実させるためのポイントをお伝えしました。
この冬の取り組みでパフォーマンスは飛躍する
秋の大会も終え、これから冬に入ります。シーズンオフとなりますが、このシーズンオフでは、筋力強化を目指し、負荷の高いトレーニングを行っていくこととなります。この３ヶ月でどれだけ、フィジカルの強化ができるか。それ次第で、春のパフォーマンスが変わってきます。
2年生にとっては、体づくりだけに集中できるのはこの冬が最後です。春になると、練習試合も始まり、体づくりだけではく、技術面や戦術的な練習も増えてきます。限られた時間の中で、トレーニングだけに時間を割くことが難しくなります。この冬、体づくりから逃げずに、トレーニング効果を最大限発揮するためにも、必要なことを毎日、取り組んでいってほしいです。
毎日の「準備」と「リカバリー」の積み重ね
冬のトレーニングを怪我なく、継続し、さらに質を高めていくためには、毎日の「準備」と「リカバリー」が大切です。トレーニングするための準備はできているのか。トレーニング後、素早くリカバリーし、明日の練習のための準備ができているのか。栄養や休養の面からもぜひ、見直していって欲しいです。特に栄養は、「これを食べたら、試合に勝てる」という特別な魔法のような食べ物がないからこそ、毎日の積み重ねが大切です。地道なことで、なかなか成果が見えづらい部分もあるかと思いますが、毎日のちょっとした取り組みと、継続が春には大きな差となって、出てくるのではないでしょうか。本日、お伝えしたことをぜひ、継続し、「今日よりも明日。明日より明後日と。」レベルアップする日々を過ごしていきましょう。
夏の大会が楽しみですね！春にひと回りもふた回りも大きくなった姿を見せてください。
